東京⇔金沢は北陸新幹線で往復するより片道は東海道新幹線を使う方がお得だった!?
昨日からはてなブックマークの上位に顔を出している『漫画で学ぶ「大阪-東京往復ならほぼ同料金で北陸新幹線にも乗れて金沢へも行けるよ』の記事を読んで、北陸新幹線開通によって新しくお得な話しがあるのを知った。
早速、この例に習って次の金沢帰省では名古屋にでも寄ってみようかなと計算してみた。
前提条件
乗車券と特急券をそれぞれ購入した場合
乗車券+特急券
- 北陸新幹線(かがやき) 東京⇒金沢 14,120円
- 特急しらさぎ 金沢⇒名古屋 7,330円
- 東海道新幹線(のぞみ+在来線) 名古屋⇒武蔵小杉 10,770円
※菊名駅から東急東横線を使った方が微妙に安くなるが今回は考慮しない - 合計 32,220円
乗車券を一つにまとめて購入した場合
東京⇛金沢⇛名古屋⇛新横浜⇛武蔵小杉の営業キロ数は1,067kmなので、1,041~1,080kmに該当し12,960円(有効期間7日間)となる。
乗車券+特急券
- 北陸新幹線(かがやき) 東京⇒金沢 6,780円
- 特急しらさぎ 金沢⇒名古屋 1,450円(乗継割引適用)
- 東海道新幹線(のぞみ) 名古屋⇒新横浜 4,620円
- 乗車券 12,960円
- 合計 25,810円
まとめ
上記より帰省したついでに名古屋によって味噌煮込みうどんや味噌カツを食べて帰ろうと思った場合、それぞれの区間で買うよりも乗車券を合わせて買った方が6,000円以上お得になる。有効期間は7日間だが、通常の帰省であればせいぜい4〜5日もあれば十分なので問題なし。
また、乗継割引は新幹線⇒特急の場合は当日のみしか特急券の半額が適用されないが、特急⇒新幹線の場合は翌日でも半額となるので名古屋で1泊することも可能となる。
そもそも、北陸新幹線で東京⇔金沢を往復した場合でも28,240円(14,120円×2枚)なので、名古屋経由にした方が通常時でもお得になる(えきねっとの10%割引が使えれば12,700×2枚=25,400円でちょっとだけ安くなる)。
ただ、名古屋経由は目的がなければ金沢⇒名古屋が約3時間、名古屋⇒新横浜が約1時間半の計4時間半の長旅になる点については要注意(北陸新幹線は東京⇒金沢が約2時間半)。
鉄道好きにとっては、1つの特急(しらさぎ)と2つの新幹線(かがやき と のぞみ)が乗れるのだから、それだけでも少し多く時間がかかったとしても許せる気がする…
※本計算については、あくまでも机上なので実際にこの通りに乗れるかはわかりません。近日中にこのルートで試してみようとは思ってますが、もしも既にやってみたという方がいらっしゃれば、コメント等でお知らせ頂けると嬉しいです
実際に乗ってみました。