TGVに乗ってみた感想
結論から言えば、日本の新幹線が圧倒的に乗り心地は優れていた。
- 出発・到着時刻が遅れる
- 乗り込む時にステップ(段差)がある
- スーツケースを置く場所があるが利便性が悪い
- そこそこの横揺れがある
- 掃除が隅々まで行き届いてない
- 座席のリクライニングなし(2等席のみ)
- 座席の向きが変更できない
- 座席の間にある席番号表示が邪魔
- 手元を照らすライト(読書灯)がない
- 次の停車駅を示す電光掲示板がない
- 場所によっては携帯の電波が弱い
補足をすれば、、
まずスーツケースのような大きな荷物は座席の上の棚では無く、出入口に専用の保管スペースがある。
これ自体は日本の特急列車(スカイライナーや成田エクスプレス等)にもあるが、TGVでは時々出発する直前に荷物を抜き取られる(盗まれる)らしく、ツアーの添乗員さんは駅に着いてから出るまで荷物を持ち出されないか監視していた。
また、ステップがある為にポーター(運び入れる人)を使わない場合は、少し苦労を要する。
乗り心地(揺れや音)としては、大体日本の特急列車と同じレベルで、新幹線には遠く及ばなかった。
速度が上がってくると揺れが次第に大きくなる。その理由の一つとして、新幹線は全ての車両に動力(モーター)が備え付けられているが、TGVは先頭と最後尾にしか動力がないことがあげられるのかなと。
他にもカーブでの差が顕著で、テーブルに置いていた開栓していない200ml缶が横に滑って落ちてしまう程に傾斜がついていた。
また、2等席はリクライニングがなく、シートの回転も無いので進行方向と逆向きで座ることになった。
そもそも、TGVは2-2列なのに日本の新幹線の2-3列よりも狭く感じたのは気のせいか。
このように、日本の新幹線を使っているとTGVを評価するポイントは少ないかもしれない。
敢えて上では上げなかったけど、外観があまり綺麗ではなかった(快晴の日であったのに、泥が各所に付着していた)のが、準撮り鉄にしては気になったが、日本の新幹線より遥かにホームが低いのはこんな感じで撮れるのでグッド!
そもそも、TGVを新幹線と比べるのがナンセンスだったかもしれないが、よく比較されることもある2つなので今回は実際に乗ってみて感じたことを書いてみた。
あっ、今回がどうやら100日目(100記事目)だったようです。