アマゾンプライム会員の年会費値上げに怯える
アマゾンのプライム会員は、今や『当日配送が何度でも無料』だけではなく、下記の様々な特典も含めて年間たったの税込み3,900円。
- 当日お届け無料(同居の家族2人まで登録可)
- タイムセール商品を30分早く注文可
- Kindleストアで毎月1冊無料(指定タイトルから)
- 映画やドラマが見放題(旧作が多い)
- 音楽が聴き放題 ←New!!
Amazon.co.jp ヘルプ: Amazonプライムについて
電子書籍 Kindle
「本は電子書籍じゃなければ買わない」との信念(?)のもと、ここ数年は紙の本はまったく買っていないし、そもそも本はあまり読まないが(2〜3ヶ月で1冊)、夜に寝床で寝付けなかったり、帰省時の飛行機や新幹線で読むことが多い。
デバイスはKindle Paperwhiteがメインだけど電子インク(モノクロ表現しかできない)ゆえに、テキスト主体の本(小説や漫画)が中心となり、カメラ雑誌のようなカラー刷りでスクロールが必要なものはiPad mini3などのタブレットで見ている。
Kindle Paperwhite (ニューモデル) Wi-Fi
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2015/06/30
- メディア: エレクトロニクス
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Kindleで購入した本なら、通勤中はiPhoneで読み、帰って寝床でKindleで読もうとした時に、iPhoneで読んでいたページで同期してくれるのはとても楽。
また、プライム会員は指定タイトルから毎月一冊無料で読めるのもいい(ただ、図書館方式で先月ダウンロードした本と引換)。
定額制動画配信 プライムビデオ
プライムビデオは、多くが旧作だがたまに準新もある。
映画館で見るほどでも、レンタルが開始されて直ぐに見たい程でもない作品でいつの間にかストリーミング落ちしている作品を見るのにうってつけ。
数は少ないが国内外のテレビドラマもシリーズで配信され、孤独のグルメは現在地上波で放送中のシーズン5以前の1~4まですべて揃っていてる。
NetflixやHuluなどもあるが、契約してもまったく見なかった月があるとスゴく存した気分になるが、プライムビデオなら見なくても存した気分にはならない。
定額制音楽配信 プライムミュージック
アマゾンプライムビデオが始まって数ヵ月後に、アマゾンプライムミュージックが始まった。
国内外約100万曲が無料で聴き放題となっていて、Googleのプレイミュージックと同様に邦楽のラインナップはまだ物足りないが、プレイリストを選択してながら再生するには気にならない。
Amazonでお坊さんの手配ができるとニュースになっていたが、プライムミュージックに般若心経が用意されているから、お墓の前でこれを流せばいいよね。
いつ値上げしてもおかしくない
ようやく本題だが、プライム会員には上京して当日配送可能エリアとなったので直ぐに加入し、これで6年目となるが、この6年で為替は1ドル70円台から120円台まで円安に振れてApple製品は何度も値上げしているのに対し、プライム会員の年会費は変わっていない。それどころか、プライムビデオ、プライムミュージックと本来は有料であるサービスが追加料金なしで利用できる。
また、今夏にはプライムデーとしてプライム会員限定で大幅値引きが行われ、テレビCMだって積極的に打たれていた。
これらの施策によって、プライム会員が増えることで会員向けサービスの一層の拡充は可能だとは思うが、それにしてもこれだけのサービスが年間たったの3,900円で実現できているのは解せない…
アメリカはプライム会員の年会費99ドル(約12,000円)は理解できる。それでも、Huluの933円にドコモのdヒッツ!の300円(税別)を契約したって同じくらい掛かるのだから、十分検討には値する。
あえて日本のアマゾンに分があるとすれば、国土が狭く、物流網が世界一で配送コストはアメリカと比べて有利なのがあるとは思うが、それでも約1/3の価格設定が妥当とは思えない…
いきなりアメリカと合わせることはないにしても『5 ,000円』は十分有り得そうだし、特にこれだけ会員を集めている感じからしてそう遠くないうちに…
ただ、そうなるとヨドバシは配送だけなら年会費無料だしなぁ…