これで東京の冬を乗り切ろう!Panasonic 気化式加湿機 FE-KXL07を購入
※ブログの記事整理に伴い、メインブログから移動
前回の記事の続き。
もうタイトルに何を買ったか書いているが、同じ悩みを持っている人の一助になればと選考プロセスを明確にしておこうかなと。
前回書いた下記の5つの条件から候補を3機種にまで絞った。
- 頻繁な手入れ不要(≒超音波式除く)
- 洋室16帖以上に対応
- 急速での加湿に対応
- 湿度の自動調整機能搭載
- 予算は2万円くらい
検討した3機種の特長
購入にあたって条件に合致する色々な製品を見たが、方式別によさ気な候補として3機種をセレクト。
スチーム式 三菱重工 SHE60MD 約13,000円
三菱重工 roomist スチームファン蒸発式加湿器 漆黒 SHE60MD-K
- 出版社/メーカー: 三菱重工(MITSUBISHI)
- 発売日: 2015/09/18
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る
この後に紹介する2機種よりは価格が安いものの、スチーム式は床面積に応じて消費電力がデカくなり、このSHE60MD(和室10帖、洋室17帖)は最小でも220Wで最大で400Wとなり、運転音も27dBとそれなりに大きくなる。
ハイブリッド式 DAINICHI HD-7015 約18,000円
ダイニチ ハイブリッド(温風気化+気化)式加湿器(木造12畳まで/プレハブ洋室19畳まで ブルー)DAINICHI HD-7015-A
- 出版社/メーカー: ダイニチ
- メディア:
- この商品を含むブログを見る
ハイブリッド式は設定した湿度に上がるまでは、ヒーターで水を温めて加湿を短時間で行い(温風気化式)、設定した湿度に到達した時点でヒーターを切って気化式に切り替えるので、最小15dBと静かで、電気代もヒーター使用時は285Wとスチーム式並だが、気化式のみのecoモードだと1日8時間×30日で約90円と安い。
HD-7015 | ハイブリッド式加湿器 | DAINICHI
気化式 Panasonic FE-KXL07 約22,000円
パナソニック ナノイー 気化式加湿器 和室12畳/洋室19畳 ミスティーホワイト FE-KXL07-W
- 出版社/メーカー: パナソニック(Panasonic)
- 発売日: 2015/09/15
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る
気化式は濡れた洗濯物やタオルに扇風機で風を当てているようなもので、熱処理をしないので電気代がハイブリッド式より更に安くて、1日8時間×30日で強運転しても約84円、ワンシーズン使ってもワンコインでお釣りが来る。動作音もハイブリッド式の気化式モードと同じ最小15dBとなっている。
Panasonic 気化式加湿機 FE-KXL07を購入した3つの理由
気化式の機能も併せ持つハイブリッド式を差し置いて、わざわざこのFE-KXL07を選んだのは、パナブランドだけではない3つの理由がある。
1. 加湿能力がハイブリッド式より優れている
「温風気化式だからスイッチを入れてすぐに湿度が高くなる」は、ハイブリッド式のセールスポイントの一つで、ダイニチのHD-7015は最大加湿量が700ml/hで、スチーム式SHE60MDの600ml/hよりも大きい。
しかし、パナソニックのFE-KXL07は、扇風機ではお馴染みのDCモーターを搭載することで気化式にもかかわらず急ぎモードで800ml/hの更に高い加湿力を誇っている。
つまり、これまでわざわざヒーターで温風を当てて気化しやすいようにしていた部分を、モーターを強化すること(力技?)で『低消費電力』と『高い加湿能力』の両方を備え他の方式以上のスペックとなっている。
2. コンパクト&壁ピタ設置
サイズについてはほとんど差がない。
- Panasonic FE-KXL07 375×186(+背面凸部10)×375mm
- DAINICHI HD-7015 375×375×210
しかし、HD-7015は前後左右で30cm以上ずつの間を空ける必要があって、FE-KXL07は壁ピタ設置と言って壁にくっつけて設置することができる。
たったの30cmかもしれないが、ロボット掃除機を使っていると周囲を通すのに倍近く幅を取る必要が出てくる。
3.お手入れが簡単で交換部品もなし
一番の決め手となったのはこれ。
健康のために設置した加湿器で病気になるなんてのは本末転倒だが、できるだけ面倒なお手入れはしたくない。
HD-7015では、1ヶ月に2度のフィルタ洗浄が必要となって1回は水洗い、もう1回はクエン酸洗浄が必要となり、これを怠ると通常は5シーズン持つところが1シーズンしか持たなくなる。衛生面を考えれば1シーズンごとに交換するのがいいかもしれないが1個1,700円と安くはない。
また、吸気グリルについては手入れの頻度が週に1度となっているのも気になった。
対して、FE-KXL07はタンク清掃以外は全て月に1度でほとんどが水洗い(汚れがひどい場合に限ってクエン酸)で、フィルターは正しく使えば10年は持つそうだ。
あまり期待はしていないが、停止中はフィルタ部にナノイーを充満させて清潔さを保つ機能もあるとか…
以上の3点から、FE-KXL07を購入した。
アマゾンではマーケットプレイスの出品しかなかったので、ヨドバシ・ドット・コムで購入した。22,420円にポイントが10%付くのでほぼ20,000円で、これを書いている時点で全店舗在庫なし、カカクコムのランキングでは2位の盛況っぷり。
数日使ってみた感想
これまでの加湿器は加湿されていることが目に見え、耳で聞こえていたが、これは一味も二味も違う。
スイッチを入れると設定の湿度になるまでフルパワーで動き、テレビなり音楽でも鳴らしていないと少しうるさく感じるが、一段落すると動作音はほとんどしなくなるが、湿度はしっかりキープされている。
就寝時はおやすみ(静か)モードを使わず、少し高めの湿度(60〜65%)をキープするのど・肌モードに設定しているが、それでもうるさく感じたことはなく、朝起きた時の喉の痛みや違和感がなくなった。
まだ使用して間もないのでお手入れはしていないが、「今年買ってよかったもの」を書くのがもう少し後だったら確実にノミネートされていた。