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ごにょごにょブログ

カメラ、旅行、IT、鉄道、飛行機、投資など思ったまま語るブログ

Mac miniのHDDをSSDに換装した話

Apple スマホ・PC

これまで2回にわたって検討してきた『Windowsパソコンの導入計画』は脳内会議において現時点において、10万円超のパソコンを購入するだけの理由付けが不十分により、却下となった。

その代わりとして、10万円と比べれば安価で高い効果の得られる(その代わり、面倒な作業が伴う)『SSDの換装とFusion Driveの解放』をすることに。 

gonyo.hatenablog.com

gonyo.hatenablog.com

アマゾンのスプリングタイムセール開催で大容量SSD登場

先週金曜日~日曜日にかけて開催されていたアマゾンのスプリングタイムセールで、狙っていた大容量のSSDが安くなっており、渡りに船でMac miniのSSD換装に踏み切ることにした。選択肢は2つ。

セールで前者が1万7000円台なのに対して、後者は3万7000円台と価格は倍以上違う。

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高いには高いなりの理由があるが、Mac miniのSSD換装は手順が複雑で万が一失敗しても懐の痛みが少ないトランセンド社の512GB(MLC)モデルを購入した。

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ディスク使用量を減らす

アマゾンでポチッとしてから、現在のディスク使用量では到底512GBのSSDには収まらないのでデータの削減に着手。

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画像データ(RAWとJPEG)

まず画像データ(約500GB)をすべて外付けHDDに移動する。

ただし、Lightroomで管理しているRAWデータは、Finderでカット&ペーストするとカタログ情報が壊れるのでLightroomのライブラリ上でデータを移動させる。

Lightroomのカタログについてはphoto-studio9.comさんのサイトがとても参考になります。

photo-studio9.com

現像後のJPEGデータはPicasaで閲覧する程度なのでFinderでカット&ペースト。

仮想OS(VirtualBox)ソフトのデータ

「Windowsアプリを使う必要があるけど、わざわざBootCampで起動するほどでもない」作業は仮想OSのVirtualBoxで動かしていて、OSが丸々入っているので(1ファイルで数十G)こちらも外付けハードディスクに移動しておく。

Oracle VM VirtualBox - Downloads | Oracle Technology Network | Oracle

OnyXで一括削除

削減効果は小さいがOnyXでキャッシュなども削除しておく。

Titanium Software - OnyX

謎の『バックアップ』

これで使用量は300GB前後になるはず…だったが、想定していたほど容量は減ってはおらず、謎の『バックアップ』が多くの割合を占めている。

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この正体は『ローカルスナップショット』らしくフォルダ・ファイル単位で過去日付に戻せるバックアップの一種で、外付けHDDへバックアップが完了すると削除されるはずがすぐには削除されないようなのでTime Machineのオン・オフで削除。

ようやく使用量が500GBを切ったところでTime Machineでバックアップを再取得し、換装した効果を見るためにベンチマークソフトを回しておいた(結果は後述)。

 

Mac miniのSSD換装

Mac miniのSSD換装にあたってサイズ違いのトルクスドライバーが数本必要となるので、サンワサプライのドライバーセットを購入した。

 

アマゾンだと800円台から販売されているが、レビューを見ると「すぐドライバーの先がつぶれた」「同じものが2つ入っている」「精度がとても悪くて使えない」「すぐ錆びた」などが散見され、安物買いの銭失いとなるのはもちろん、作業が中断してしまうことは避けたかったので少し奮発した。

SSDの換装手順については、広野ヨウ (id:mayoi_inu)さんのブログ【いつもマイナーチェンジ!】を参考にさせていただいた。

www.mayoinu.com

Fusion DriveモデルだとSSD(128GB)とHDD(1TB)で2つのドライブが入っていて一度ロジックボードを引き出す工程があるが、ほとんどのサイトでは言及されていなかったのでとても参考になった。

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左が換装前のSSD(サムスン製)、右が換装後のSSD。

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新しいSSDに換装し終えてもすぐには元に戻さずに電源、ディスプレイ(Thunderbolt)、マウス、キーボードの最小構成で電源投入して動作確認。

Command+Rで起動してディスクユーティリティでディスクが認識していることを確認したら電源を落として(ファンを取り付けていないので長時間の作業は禁物)、元に戻す作業を続行する。

 

バックアップからの復旧に苦戦

元に戻したらなぜか2本ネジが余ったが気にせず、再度Command+Rを押してOS Xユーティリティを起動し、ディスクユーティリティからSSDとHDDをフォーマット。

Time Machineバックアップから復元しようとしたが、『(512GBのSSDでは)容量が足りない』と表示されてしまったので、バックアップからの復元は諦めてOS X(確か、OS X v10.8 Mountain Lion)の再インストールを選択。OSのインストールが終わって、移行アシスタントからバックアップの復元をするも途中で止まってしまったようで強制終了。

再度、OS Xユーティリティを起動し「強制終了してしまったから、ディスクをフォーマットしよう」と、ディスクユーティリティを開くと「~を修復しますか」的なメッセージが表示されたので思わず「OK」を押すと、これまで独立していたSSDとHDDがFusion Drive化されて1.5TBの大容量ディスクが作成されてしまった…

Fusion Driveを解除する方法は、Qiitaさんのサイトを参考にターミナルからコマンドを打って無事に解放された。

qiita.com

改めてOS Xをインストールして途中で表示される移行アシスタントを無視してそのままOSを起動させて、最新のOS X v10.11 El Capitalにアップデートする。

最新のEl Capitalになった所で、ユーティリティから移行アシスタントを起動させバックアップから復元する(250GBで約1時間半)。結局、OSのバージョンの問題だったかは定かで無いが起動に時間は掛かったもののエラーはなく正常に終了。

Time Machineバックアップから復元しなくても、この方法で戻せばほぼすべてのデータやアプリケーション、設定などが復元される(Macはこの辺がよくできている)。

 

Boot Camp領域を改めて作成し、Windows 10をインストール

「Boot Campにどれだけの領域を割り当てるか?」は、SSD化したWindows 10側ではゲームもやるつもりなので少し多めに150GBほど確保した。

Windows OSのインストーラは以前にBoot CampでWindows 10のUSBメモリを作成したのがそのまま使えるので、領域を指定すればあとは自動的にパーティションが切られ、再起動するとインストールが始まるので特に難しいことはない。

アクティベーション用のシリアルキーについては、Windows 10のものであればインストール時に入力すればいいが、Windows 7や8.1などのキーであれば一度シリアルキーを入力せずに進み、OSが起動した後に認証する必要がある。

無事にインストールを終えて、Windows Updateを完走し、Google ChromeやGoogle IMEを入れ終えたところでベンチマークソフトを走らせる(結果は後述)。

 

内蔵ディスクの割り当てと使い方を考える

SSDが512GB、HDDが1TBが内蔵ディスクとして認識されている。

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このうち、SSDはOS Xが約350GB、Windwosが約150GB。

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内蔵HDD(1TB)はディスクの健康状態を調べるツールで診断したが、問題は見当たらなかったので、この1TBを以下の用途で利用することにした。

  1. Windowsの大容量アプリ
  2. 画像(RAW+JPEG)や動画データ
  3. クラウドサービスのローカルフォルダ
  4. MacとWindowsでのデータ共有スペース

このうち、1はWindowsからしか使わないのでパーティションを切って、Windowsの標準フォーマットNTFSにして、2/3/4は双方からアクセスできるようにexFatでフォーマットした。

 

ベンチマーク結果

「SSDを換装してどれだけ早くなったか…」の話。

OS Xでのベンチマーク結果

まずはOS Xでのベンチマーク結果だが、

SSD換装前はWriteが約167MB/s前後、Readが約460MB/sと換装せずともいい感じ。

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SSD換装後はWriteが約406MB/s、Readが約474MB/sと、Readはほぼ同じだが、Writeが大きく向上した。

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Windows 10でのベンチマーク結果

OS XはそもそもFusion Driveとしての恩恵を受けていて不満は無く、問題はBoot Campで動かすWindows側にあった。そんな、Windows側のベンチーマーク結果。

SSD換装前がWriteが約54MB/s、Readが約58MB/sとOS X側と比べてWriteは約1/3、Readに至っては約1/8と予想はしていたが無残な結果に。

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SSD換装後は、Writeが約458MB/s、Readが約545MB/sと換装前と比べてWriteは8倍、Readに至っては9倍と大きく向上し、OS X側に近い結果となった。

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もちろん、体感的にもかなり改善した感じで、特にOSの起動時とゲームのローディングが明らかに短くなった。

 

最後に

(ネジが2本余ったけど)無事にSSDの換装ができて一安心。

そんなわけで、あと何年間アップデートの対象となるかはわからないけど、少なくてもあと2年はこのままでいけるかな?

そして、今回はいつも以上に長くなった…

 

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