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ごにょごにょブログ

カメラ、旅行、IT、鉄道、飛行機、投資など思ったまま語るブログ

台風がきたぞ!その時、飛行機は飛ぶのか飛ばないのか

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今年は8月に入ってから急に台風が日本に上陸する数が増えて、連日ニュースで台風による人的・物的被害が報告され、農作物(たまねぎ、じゃがいもなど)価格が高騰しているとか。

私事では、先日のアメリカ(ロサンゼルス)旅行出発前にも台風が発生しており、フライトの行方が気になって調べていたのでそれを記事化してみる。

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出発空港に台風が直撃した場合は、飛ばない

出発する空港に台風が直撃している(暴風域に入っている)場合は、当然だが飛ばない。

台風は進路や風速の予想が事前にできるので、航空会社や空港のウェブサイトでは早ければ前日午後から欠航情報が掲載される。欠航となった場合は振替便を選ぶか、払戻手続きをして新幹線やバスなど別ルートを手配する必要がある。この場合の振替や払戻手数料は掛からないが、払戻は自己手配(自分で航空券を予約)のみでツアーでは振替のみとなる。

ただ、台風の直撃が予想されていても終日すべての便が欠航するわけではなく、夕方に直撃の予報が出ていれば午前中はもちろん午後も風が強くなるまで離着陸するので、欠航が確定しない限りは空港で航空会社の判断を待つしかない。

欠航の基準は航空各社やパイロットに委ねられていて公開された基準はなく、その時の天候や風向き、滑走路の向き、使用する機体などから最終的に人が決定する。また、先日の台風では成田空港の管制塔で揺れが大きく、管制官が避難したことで滑走路が閉鎖される事態があったことから、航空会社だけではなく空港の判断も含まれる。

台風9号による強風の影響で、成田空港の管制塔(高さ約90メートル)にいた管制官約10人が22日午後2時20分、併設の事務所棟(8階建て)部分に避難し、同空港に2本ある滑走路が一時閉鎖された。

成田で管制官一時避難=強風で、滑走路も閉鎖:時事ドットコム 

航路上に台風がいる場合は、高確率で飛ぶ

出発空港と到着空港を結ぶ航路(飛行ルート)上に台風がいる場合は、高確率で飛ぶ。

飛行機は台風よりも上を飛ぶので、十分な飛行高度が確保できれば台風上空を通過するし、十分な飛行高度を得られなくても航路を変えて回避する。

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到着空港に台風が直撃している場合は、飛ぶかもしれない

到着空港に台風が直撃していてもフライト中に台風が過ぎ去る見込みがあれば、上空で待機または近隣空港に着陸などの可能性も踏まえつつ飛ぶこともあるが、到着空港に着陸するタイミングで直撃するような場合は飛ばない可能性が高い。

ただ、到着空港で離陸ができていなければ駐機スポットが空かずに、着陸しても空港に入れないこたから受入不可となって欠航することもある。

機材繰りによる欠航も

台風が過ぎ去った翌日も気は抜けない。

例えば、小松→羽田の朝1便で搭乗するつもりだったのが、前夜に羽田空港を台風が直撃して羽田→小松便の最終便が欠航してしまったことで、翌朝の1便で使用する機材(=前夜の最終便)が小松空港に到着していないことで欠航となるケースもある。

強風でも風向きによって離着陸ができる場合も

離着陸時において風向きと風速はとても重要な判断要素で、向かい風であれば強風でも離着陸できるが、離陸時は強い追い風、離着陸共に強い横風が吹いていると不可となる。

また、風速の上限は機種によって異なるので、大型機(B777など)は飛べても小型機(B737など)では飛べないこともある。

国内線よりも国際線の方が欠航になりにくい

国内線は1つの機材を1日に何度も使う(離発着する)のでひと度遅延が発生すると、後のスケジュールに影響が出て帳尻合わせのために欠航せざるえない場面が出てくる。

しかし、国際線はフライトの間隔が長く、欧米路線などフライト距離が長ければスピードを上げて時間短縮を図ることもできるので、暴風域を抜けるのを待って出発しても現地には定刻で到着することもある。

台風9号が関東に上陸した8月22日のニュースだが、午前の段階で国内線は多くの欠航を決めたが、国際線の欠航は予定しなかったことからも、国際線は欠航しにくいことがわかる。

日本航空は22日午前9時ごろから午後3時ごろまでの間で、羽田―新千歳、福岡など、羽田発着の国内線計145便を欠航することを決めた。同日午前7時半現在、国際線の欠航は予定していないという。

羽田発着便など380便以上欠航 台風9号の影響:朝日新聞デジタル

最後に

東京羽田→那覇の直行便で予約していたのが那覇空港が暴風域に入って欠航となった場合、同日中に振替が取れない時には別経路で、東京羽田→伊丹→那覇と伊丹空港経由にして1日は大阪観光に回す手もあるので相談する価値はあるだろう。

また、国際線では欠航とならずに出発遅延となった場合、一定時間(4時間が多い)以上遅れるとクレジットカードの航空機遅延保険が付いていれば、保険金を使って出発ロビーや搭乗口付近でイライラするよりは空港内でちょっと優雅な食事で気を紛らわすのがいいと思う。ただ、一つ注意が必要なのは遅れはあくまでも到着空港で遅延証明書を受け取り、そこに記載された到着時間が予定よりオーバーしているかが基準となるので、出発は5時間遅れだったのが長距離路線だったので挽回して3時間遅れで到着した場合には申請の対象外となる。

いずれにしても、振替や払戻は航空各社によって基準はバラバラなので、詳しくは航空会社のウェブサイトを。