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日経平均株価がいって来いだった2016年。株式投資の運用結果はいかに?

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毎年ブログで報告しているその年の株式投資先物取引含む)の成果。

一昨日、年内最終受渡日を過ぎたので今年もやろうと思う。

注意:ブログでお金や儲け話しを読みたくない方は、この先は不快に感じる場合があります

 

取引結果

株式投資をギャンブルだ」と言う人がいるが他のギャンブルと決定的に違うのが、否が応でも毎年の勝敗が1円単位でわかってしまうのだ。

そんな今年の結果は…

株式は白星☆

先物は黒星★

FXは取引なし

トータルで白星☆

以上。去年と一緒!

※株式の勝ち負けはキャピタルゲイン(売買差益)のみでインカムゲイン(配当金)は除く

gonyo.hatenablog.com

 

ほとんど取引のなかった2016年

ここ数年は株式は配当狙いで長期保有する銘柄が多くなっていたのと、今年は明けから下落基調で戻ってきたかと思えばイギリスのEU離脱などがあって投資意欲が沸かず、短期や中期の取引はほとんどしなかった。

先物取引も実態は日経平均株価へのインデックス投資みたいなもので、3ヶ月毎に次の限月ロールオーバーして、大幅下落して追証が出ると数回保証金を追加して、それでもダメそう(先行き不透明)ならロスカットして戻ってくるのを待つ感じだった。

 

今年一番の大勝負はポケモンGO

年に数回は「ここで勝負を仕掛けたい!」と思う局面がある。

実際に取引をすることもあれば、見送ることもあるが、今年一番の大勝負は『ポケモンGOPokemon GO)』が日本国内でリリースされた7/22 金曜日だった。

Xデーは7月22日 金曜日

これまでスマホアプリを頑なに出さなかった任天堂がようやくスマホアプリに進出するとのことで(実際はポケモン株式会社のライセンス提供)、リリース直前の任天堂の株価は7月の上旬から中旬にかけての2週間弱で約2倍になっていた。

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ミクシィガンホースマホゲームアプリのヒットで株価が何倍、何十倍にもなったことを考えれば任天堂の2倍はまだまだ伸び代があるように見えるが、所詮はライセンス提供(それも任天堂ではなくポケモン株式会社)で数%入ったとしても任天堂という超大企業の売上に占める割合を考えると割高感が否めずにいた。

また、相場の有名な格言には『知ったらしまい』『Buy the rumor、Sell the fact(噂で買って、事実で売る)』とある。「国内でリリースされたら週明けは一旦利益確定の売りが出るだろう…」と7/22の後場寄成で空売り(信用新規売)を入れた。

後場は大凡予想通りの展開で後場始値(29,370)がほぼ高値となり終値(28,220)で含み益となっていた。しかし、サラリーマン投資家のツラいところは損切りの逆指値は事前に入れておいても場中に取引ができないので、大引け前に「このくらい利益が出てればいいや」と利益確定ができず、そのまま翌営業日に持ち越すことになってしまう。だが、今回に限ってはこれが大正解であった。

TDnetへまさかの開示情報が…

同日の夕方、任天堂から東証TDnetポケモンGOに関する情報が開示された。

その内容を要約すると『ポケモンGO任天堂の関連会社ポケモン株式会社からナイアンテック社にライセンス提供し開発・運営されるものだが、これによる収益は限定的で通期の業績予想として織り込み済みで修正するには及ばない』と、任天堂が自ら加熱している株価に水をぶっかけた。その結果、ADR米国預託証券)の任天堂株は大幅下落し、翌月曜日の東証ストップ安水準まで売り叩かれた。

翌月曜日の朝、前場寄成で買い戻しの注文を出勤中にした。約定すればメールが来るはずが30分以上経ってもメールは来ず、売り方優勢でストップ安まであと500円(23,720、前日比-4,500[-19%])で寄り付いて買い戻すことができた。

昨年の総括では『(日経平均株価が)30,000円が来たら5D3は間違いなく買う… 』と言っていて20,000円にすら乗らなかったが、今年一番の大勝負でEOS 5D Mark IIIではなく新商品のEOS 5D Mark IVを買えた。ありがとう、ポケモンGO

ちなみに、ポケモンGOはリリースから2日で飽きてやめた(一番の原因は起動が遅くてイライラ)。

また、株である以上同じかそれ以上に損をする可能性もあるので(特に空売りは青天井)、くれぐれも取れるリスクの範囲で株取引を…「思いつき商いは後悔のもと」なんてね。

 

先物取引は黒星だが…

日経平均株価インデックス投資のように使っている先物取引だが、建玉の数や買建て・売建ては状況に応じて変化させているが基本的には買建て。

今年の10月、帰省し父親と株取引の話しをしていたら頻りに「日経平均17,000円が天井だと思う」と言っていて、確かに6月下旬のイギリスのEU離脱からの戻り過程で4度目の17,000円の壁に押し返されてすぐだったので、個人的にも次17,000円にタッチしたら一度買建てを決済して、ドテンで売建てようと考えていたがここで再びある有名な格言を思い出した。

大衆は常に間違える

これは政治の分野でよく使われるそうだが、投資も同じで素人が「ここは買いだ」と買うとそこが天井で、逆に「ここで売ってしまおう」と思って売れば底だったなんてことは株式投資でのド定番あるある。

そこで、『売りから入りたい気持ちをおさえ、あえて買い増す』ことにした。

結果はチャートのとおりだが、5度目の17,000円の壁へのトライで見事突破、11月にはトランプショックの直後にトランプミクスがやってきて19,000円台後半まであっという間だった。

そんなわけで、年間取引報告書では黒星となったが2017/3限の買い建てのポジションの含み益を決済すれば白星になる。そんな感じ。

 

総括

今年も去年より利益が出ておらず3年連続利益は減。

そもそも買いポジが基本なので日本経済の指標である日経平均株価TOPIXが昨年の大引けを越えられるかが注目されていることを考えれば十分な成績かな、とも。

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ただ、自分の溢れんばかりの物欲を満たす資金源を日経平均株価にだけ依存してしまうのあhとても危険。

そこで今年は株取引の基本であるチャートを眺める時間を控え、物欲貯金の新たな資金源としての種まきでブログの収益化に力を入れていたが、思っていたより早く育ってきているので別途これまた恒例のブログの運用報告にでも。

 

そんなわけで、年に一度の株式投資の結果報告でした。

来年こそは日経平均株価30,000円?ムリかなぁ…

 

株主優待ハンドブック 2016-2017年版 (日経ムック)

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