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2017年のベストバイは食洗機。Panasonic NP-TM9を買って新三種の神器をコンプリートした

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十年おきくらいのサイクルで出てくる生活必需品版三種の神器

これまで『白黒テレビ/冷蔵庫/洗濯機』、『車(カー)/カラーテレビ/クーラー』などがあったが、昨年夏に三種の神器として取り上げられた、ロボット掃除機全自動洗濯乾燥機食器洗い機は夫婦共働+核家族化している現代ならではの時短家電となっている。

三種の神器

我が家は子供はいないがフルタイムの共働き集合住宅住まい。

毎晩洗濯機や掃除機を動かすのは難しいが、休日にまとめてやるわけにもいかず新三種の神器のうちロボット掃除機や全自動洗濯乾燥機は結婚前から使っていた。

正直、全自動洗濯乾燥機はこっち(関東)だと冬場でも外干しができて一日で乾くので乾燥機能は年に数えるほどしか使っていない。

それでも洗濯機自体が大容量なので助かっているし、土日に天気が悪くても洗濯できる安心感もある。

全自動洗濯乾燥機より活躍しているロボット掃除機。掃除機をして1〜2日もすると床に髪や塵が落ちていて、週の後半には床へ座るのを躊躇するレベルまで汚れていたが、ロボット掃除機のお陰で毎日きれいな床が保たれているのは本当に感動的だった。

食器洗い機(以下、食洗機)も時短家電として「あれば絶対便利だろうな…」と思っていたが、これまで(引越し前まで)はキッチンスペースが狭く設置は物理的に不可能だった。しかし、昨年11月に引越しをしてキッチンスペースが広くなり食洗機を置くだけのスペースが確保できて導入を考えた。

据置型食洗機はパナソニックの独壇場

食洗機の導入にあたりどのメーカーからおいくらのものが発売されているかを調べたが見事に据置型はパナソニック一択であった(他メーカーがまったく無いわけではないがパナソニックの独壇場となっているこの状況であえて他を選ぶ理由はなかった)。

食洗機を選ぶ際に一番のポイントとなる庫内容量。

設置スペースが狭い家庭向けのプチ食洗シリーズが2~3人用で我が家はちょうどいいかと思ったけど、家電量販店で実物を見ると「これでは自炊がメインの我が家では夕飯の後は2回回すか、手洗いになるな」と感じるくらいで、一番洗って欲しい(汚れが強力な)フライパンが入らなそうなのと設置スペース的にもまだゆとりがあることからプチ食洗ではなくスタンダードタイプで選ぶことにした。 

検討を始めた時にはちょうど新商品が出ていたが旧モデルも一年前で大きな性能向上はなかったことから、新旧の入替で手頃になっている旧型から選ぶことにした。

NP-TR9 か NP-TM9

パナソニックのスタンダードモデルで旧型となると選択肢はNP-TR9 と NP-TM9の2択。

庫内容量はNP-TR9が43Lに対して、NP-TM9が49Lで大きさに10%以上の開きがあるが、食器点数は前者が45点で後者が40点と逆転しており、実際に使用する上では様々な形状の食器や調理器具を入れてメーカーの公表点数ぴったりまでは入らないことから大きな差はないと考えた。

他にNP-TR9にはECO NAVIが付いていたり、選べる洗浄モードが多かったりしたが、価格差の7,000円程の価値を個人的には感じられず、むしろNP-TM9の手前開きは本体上部にモノを置けることからNP-TM9を購入した。

蛇口に分岐水栓がついていないのでこちらも購入。まさかの1万円超と本体価格の20%超…高い…

また、設置スペースが微妙に足りない気もしたので念のため置台も購入。

上記3点をヨドバシ・ドット・コムで購入して総額64,060円で10%ポイント還元で実質60,000円は切った。

約1ヶ月使用しての感想

約1ヶ月、食洗機を使った感想は「もう手洗いには戻れない」。

食洗機は70〜80度の高温の水に強力な専用洗剤を使って洗うので手洗いより遥かに綺麗になっている(自分の手洗いが雑なのもあるだろうけど)。

また、手洗いは洗ってすぐ拭くことができず(布巾が湿ってきて後半は不衛生な感じが)、水切りカゴも毎日洗うのも難しい(衛生的に…)。その為、洗浄から乾燥まで一気にやってくれて食器棚にすぐに戻せる食洗機はとても便利だ。

ただ、食洗機を入れたから手洗いがゼロになるわけではなく、木製のまな板や炊飯釜、水筒は食洗機が不可なので手洗いの必要がある(意外と食洗機不可のものがある)。

そして、食器洗いの時間も完全にゼロになるわけではなく、軽く汚れ(ケチャップやソースの残りや食べカス)は水流で落としてからセットした方がいいので、食洗機導入で削減された時間は家族2人分で平日は1日1食なので1日平均10〜15分と言ったところ。

人によっては「それなら手洗いでも…」と思うかもしれないし、夫婦だけの共働き世帯で朝夕飯くらいで食器数も少ない中で50,000円以上も払ってまで食洗機を導入するだけのメリットは見つけにくいかもしれない。

ただ、逆に共働きでは家事の分担が必要であり、役割で分けるようなやり方をしていれば残業でクタクタな上で食後に洗い物が2人分とは言え残っていることへの不満も積もるだろう。

そこに食洗機があれば入浴前にスタートしておけば就寝前には終わっていて食器棚に戻すだけなので家事への負担は大幅に削減される。

毎日が定時退社できるのであれば必要はないかもしれないが、勤務時間に波があるような仕事であれば買ってよかったと思えるはず…

また、今回庫内容量が大きめのモデルを買ったが、フライパンなどの調理器具も併せて洗うのであれば2人分でもこのサイズでちょうど良かった。

プチとスタンダードでの価格の差も少ないので物理的な設置スペースでの制約がなければ個人的には大は小を兼ねるでスタンダードタイプを推奨したい。

ランニングコストについては、手洗いより水と電気またはガス代がメーカー公称値では年間1万円程度が抑えられ、洗剤は食洗機専用だが手ごろなので家族構成や使用する回数にもよるが5〜8年で元は取れる計算になる。

 

そんなわけで、2017年に買ったモノの中でこの食洗機が一番日常生活を良くしてくれたのでこの食洗機を2017年のベストバイとしたい。