マイクロソフトがWindows 10を無償配布する模様
世界中にOSを売って莫大な財を築いたマイクロソフトが、OSを無償配布する模様。
3月に「(Windowsの)海賊版であってもWindows 10にアップグレード可能」と発表があって驚いたが、後々出てきた補足説明では正規版になるわけではなく、恐らく継続して使用はできるが正規版購入のポップアップが頻繁に出たりする仕掛けでもきっとあるのだろう。
Preview版からもアップグレード可能
今回の発表では「Preview(お試し)版からもWindows 10へのアップグレードが可能」とし、現在公開されているPreview版のISOファイルをダウンロードしてDVDに焼いておけば、これから1年間(来年の7月29日まで)はOSレスやXPまたはVistaの搭載パソコンを中古で買っても、正規版のWindows 10が無償インストールできる。
また、正式な発表は無く今後もないとは思うがAppleのiMacやMac mini、MacBook Air、MacBook Proではデュアルブート(BootCamp)としてのインストールもできるはず(Macが売れそう…)。
個人的には恩恵がほとんどない
自宅のPC(Mac mini)で使う機会はほぼ無いもののBootCampでWindows 7を入れていて、さらに再起動するのが面倒な時用に仮想でWindows 8を入れているのでこのプログラムの恩恵は無さそう…
とりあえず、仮想(VirtualBox)にWindows 10のPreview版を追加で入れてみたけど、やっぱりIEは駆逐されていた。IEなんて仕事くらいでしか使わないし、いつまで経ってももっさりで使い勝手が最悪だったからこれは朗報。
そして、スタートメニューもデザインは少し変わっているけど復活している。
Windows 10の詳細は別途出るらしいが、Preview版のISOのダウンロードとDVD化は済ませておいた。
…と、ここまで書いた所で新展開が(書き溜めてたツケが…)。
Preview版はPreview版用のライセンスへ
どうやらまたしても一部に誤りがあったようで、Preview版から正規版に移行できる訳ではなく、Preview版はリリース後もそのままPreview版で、現時点ではWindows 10リリース後もPreview版をそのまま使用できるので、実質的には多少の安定性に疑問は残るもののWindows 10を使い続けられるとのことらしい。
よく考えれば海賊版が正規版にならないなら、当然無料で配ってるPreview版もならないよな。
このPreview版が明確にいつまでと定めているわけでも、無期限であるとも言っていないので、ある日突然「○年○月○日に終了します」と発表される可能性はあるが当面は続くと見て問題はなさそう。