【体験談】自家製ヨーグルトに出る赤カビと種を再利用する限界についてわかったこと
約半年前に書いたヨーグルティアで作る自家製ヨーグルトで書いた赤カビ問題。
さらに半年経ってよりこの赤カビの発生条件がわかってきたので今回記事にすることにした。
使い回す限界は3回まで
ヨーグルトの種は市販のプレーンヨーグルト(100〜130円)、牛乳は市販の無調整牛乳(160〜180円)を使っている。
市販のプレーンヨーグルトでよく使うのがナチュレ、ビヒダスやブルガリアも使うが価格的にも味の好み的にもナチュレが多い。
市販のヨーグルトを元に作った自家製ヨーグルトからさらに自家製ヨーグルトを作ることは説明書で推奨していなかったように記憶しているが、使い回さなければ本体価格をペイできないので自己責任で使い回している。
- 市販のプレーンヨーグルトから1つ(青)
- 翌日、もう1つの容器で市販のヨーグルトから2つ(白)
- 1番目を食べ終えたところで、2番目をタネに3つ(青)
- 2番目を食べ終えたところで、3番目をタネに4つ(白)
- 4番目を食べ終えたところで、4番目をタネに5つ(青)
わかりづらい解説となったが、1と2は使い回しではなく市販品から取っているので、自家製ヨーグルトから使い回して作るのは3〜5の計3回となる。これ以降は、かなりの確率で固まりが悪くなり、ヨーグルト菌の力が弱まるせいか赤カビが発生しやすくなってしまう為、再利用するのは2回目(上記だと4)でやめておくのが吉。
赤い斑点(赤カビ)が発生しやすい条件
ある日突然、容器を開けるとヨーグルトに赤い斑点が出ていることがある。
「昨日いちごジャムを取ったスプーンでヨーグルトを取ったから、そのいちごジャムが残ってたんだな」と按ずる無かれ、これはカビの一種だそう。
自家製ヨーグルトは前の容器を食べきるまでの数日間冷蔵庫で眠らせることになるが、この間に菌が発生して1回もスプーンを入れていないのにヨーグルトの表面が赤くなっていることがあった。
中央部から右側にかけて、そして左下が赤くなっている(少し拡大【閲覧注意】)。
ちなみに、これが出ている時は既に臭いがきつく酸味も強くなっている。
一番近い臭いとしては、ピザのトッピングやピザトーストを作るのに袋売りされているナチュラルチーズを開封して数週間冷蔵庫で保管した後の(発酵が進んだ)臭い…って、わかりづらい?
そして、これができるのは決まってヨーグルトが空気中と直接接している面で、ホエー(乳清、ヨーグルトから出る透明な液体状のもの)の下やヨーグルトの内部が赤くなっていることはない。
知恵袋でも同じ質問が上がっていて、こっちの方がもっと変色している…
少なくともこの赤カビが出る時は決まって何度も使い回した後のもので、説明書の通りに作っていれば1回目で出ることはなく、ある程度回数を繰り返した後である。
この赤カビが発生する理由は、何度も繰り返し作成することによってヨーグルト菌が弱まい固まりが悪く(ユルくなっている)なっていると考えることができ、赤くなった表面をスプーンですくって捨ててもまた翌日はこの赤カビが出ている。
食べても大丈夫?
これまで何度か表面だけ取って残りを食べたが、特に翌日体調に変化が出ることはなかった。
だが、一度だけ明らかに臭いがキツくなって身の危険を感じて捨てたことはある。
使い回しは3回が限度と書いたがこれはプレーンヨーグルトの場合で、カスピ海ヨーグルトに関してはこの赤カビがとても発生しやすく、使い回しは実体験からも1回が限度のように感じている。
Q.「カスピ海ヨーグルト」がピンク色、褐色、灰色などに変色しました。
A.カビか雑菌の影響だと思われます。食べないでください。また、その部分を取り除いて種ヨーグルトにしても改善されませんので、種ヨーグルトとしての使用もおやめください。
カスピ海ヨーグルトは酸味が少なく・独特の食感で好きだけど自家製ヨーグルトにはあまり向いていないかな。
最後に
せっかく、健康のために食べているヨーグルトで体調を壊してしまっては元も子もない。あまり節約にこだわらず、おいしく安全に食べることが一番大事。
それでは、よいヨーグルトライフを。