なかなか人の顔が覚えられない!?それって、相貌失認症かも?
昔から人の顔がなかなか覚えられない・名前と合致しない。
それを『相貌失認症(そうぼうしつにんしょう)』と言うらしい。
天才と発達障害 映像思考のガウディと相貌失認のルイス・キャロル (こころライブラリー)
- 作者: 岡南
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/10/09
- メディア: 単行本
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- 相貌失認症の症状
- 映画やドラマを見ていても誰が誰かわからない
- 場所の情報がなくなるとわからない
- 私服になるとわからない
- 街で芸能人にあっても全然わからない
- アイドルグループも壊滅的にわからない
- 最後に
相貌失認症の症状
相貌失認症の症状は主に下記の3つとのこと。
相貌失認の症状自体は、脳内の視覚情報処理に関する、どの箇所に問題が生じているかにより、内容が違ってきます。一般的な症状は以下の通りです。
- テレビや映画を鑑賞中、登場人物のスジがつながらない
- ついさっき会ったばかりの相手でも、場所が変わると、先ほどの人だとわからなくなってしまう
- 相手を顔ではなく、主に、声や歩き方、鼻の大きさなど特徴ある顔のパーツ、服装などで判別してしまう
まさしく、この3つのいずれにも該当している。
映画やドラマを見ていても誰が誰かわからない
例えば、映画やドラマを見ていた時、誰しもが知っているような超ベテランの俳優や女優ならまだしも(多くは特徴的な顔が多いので)、それ以外の人は顔を見ても判別が付かず、なんて名前だっけ?どんな過去があるんだっけ?主人公との関係は?となることが多々ある。
それでも、半ズボンの人、ポニーテールの人、髭の立派な人、お調子者みたいな顔以外の特徴で覚えることはできるのだが、衣装や髪型、性格が変わったりするとまた「誰だっけ?」ってなる。
海外の作品になるとアジア系だろうがヨーロッパ系だろうが顔だけじゃ男と女、肌の色くらいでしか区別がつかないし、国内の作品でも歴史もので似たカツラを何人もしていたらお手上げ。
場所の情報がなくなるとわからない
いくら人の顔が覚えられないとは言っても、学校や会社の中であれば「ここにいるはずの人」と場所のフィルタを通すことによって、かなり認識の精度は高まるので学校生活や仕事での支障はあまりなかった。
だが、これが土日にふと街ナカですれ違ったとしたらまず気付かず、声を掛けられたとしても認識できるまでに接点の数やその人の特徴によってはラグが…以前に「この前の土曜日に○○にいたよね?ってか目合ったよね?」と週明けに言われたことがあったが、当の本人としては全然気づいていなかった。
私服になるとわからない
場所の情報もそうだけど、着ているものが変わるとキツい。Facebookで休日に私服で何人かと集まって撮った画像が投稿されているのを見ると、いるはずの当人が認識できずプチパニック。ヒドい時にはタグ付けされているのを見てようやく気づくことも…
街で芸能人にあっても全然わからない
自分が人の顔を認識するチカラが乏しいのに対して、嫁は逆にかなり高い認識のチカラを持っているようで、街歩きをしていると「今すれ違った人って○○だよね?」「あそこにいる人って××じゃない?」と聞かれるが、テレビ越しに見ても顔と名前が一致するか怪しいのに、プライベートでその辺を歩いていて変装(メガネ、帽子)をされていたら自分にはまったくわからない。
普段メガネをしていない人がメガネをしていた場合には100%認識できないと思う。
アイドルグループも壊滅的にわからない
興味や関心の問題もあるのかもしれないけど、AKB48やその派生ユニット、モーニング娘。、ジャニーズもほとんど区別がつかない。SMAPやTOKIOであれば顔と名前が一致するけど、V6とか嵐とか顔が整っているほど誰が誰かわからない。AKB48も総選挙で5位以内が限界でみんな同じ顔に見える。
最後に
今回は別に解決するわけでも、今後改善していこうとするわけでもなく、ただ単に「自分はコレか」ってな話。
程度の違いこそあれども相貌失認症の罹患率は2%前後とも言われていて、それ程珍しくもなく、有名人だとブラッド・ピットが公言していたり。
例に漏れず、自分は上記のサイトでブラッド・ピットの顔を見て「こんな顔だっけ?」となっているし、アマゾンのプライムビデオで配信されている『ジョー・ブラックをよろしく』は面白かったけど、このパッケージのブラッド・ピットと上のサイトのブラッド・ピットが同一人物だとは認識できないんだよなぁ…