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ドコモのゴールドカード、dカード GOLDを作ってみた

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以前より「キャリア契約は高い!MVNOで十分!」と言っていながらもdocomoロゴの入った機種を買い、フレッツ光からドコモ光に移り、そして今度はdカード GOLDを作ってドコモの戦略にハマる日々…

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キャリア契約から逃れられないなら…

妻だけではなく両親や兄弟を含めたシェアパックとドコモ光による通信料の割引を受けて、ひとり向けプランより月1,000~2,000円は安くなっており、仕事の都合上(未だにガラケーユーザーが…)キャリアメールが必要なのと、そもそもおサイフケータイのヘビーユーザなのでキャリアからの脱却は半ば諦めている。 

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キャリアからの脱却ができないならドコモでよりおトクに使うことへ舵を切り、ドコモのスマホとドコモ光を使っていれば確実におトクとなる(らしい)『dカード GOLD』を作ることにした。

年会費のあるゴールドカードを持つメリットはあるか

dカード GOLDは年会費が10,000円+税で初年度無料もなければ、年間の利用額が一定額以上なら無料の特典も無く必ず毎年年会費が発生する。

「クレジットカードに年会費を払うなんてバカらしい!」と考えるか「ゴールドカードで年会費10,000円ならそんなもんでしょ」と考えるかは人それぞれだが、自分は高還元率カードを使うおトク感重視派なのでどちらかと言えば前者である。

会社勤めをしているとカード会社から「通常なら年会費のあるゴールドカードですが、御社にお勤めされている方へは永年無料でゴールドカードを発行させていただきます!」的な営業や、カード会社の営業担当者がノルマ達成のために特約付きで年間で数万円以上使用すれば年会費が無料になると言った条件の話を持ちかけてくることがあるのでゴールドカードには特別なステータス性はないと言うのが個人的な認識。

ただ、よく旅行をするので空港カードラウンジ無料の特典は受けたいので妻が年会費無料のゴールドカードを作るついでに家族カード(同じくゴールドカード)を発行してもらった過去はある。 

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ゴールドカードにするのは上記の目的くらいなので、あえて自分のゴールドカードを持つメリットはなく日常使いには高還元率カードのREX CARDで十分だった。

スマホとドコモ光の支払いで年会費はペイできる

クレジットカードに高い還元率を求めている以上、年会費の10,000円+税のペイは必須条件となる。

この条件をクリアする大きな推進力に、dポイントクラブ(旧ドコモプレミアクラブ)のステージを最上位のゴールドステージまで一気に引き上げられることがある。

ゴールドステージとなることでスマホとドコモ光の利用料金1,000円につきdポイントが100pt(10%)付与される(一部の支払いは対象外)。

これによりスマホで一番安いプランにしても、

  • カケホーダイライトプラン:1,700円
  • spモード:300円
  • データSパック(小容量2GB):3,500円

と、少なくとも5,500円は支払うことになり月500ptで年6,000pt。

さらにドコモ光(マンションタイプ:4,200円)を足せば支払は9,000円台となって月900ptで年10,800ptとなってスマホとドコモ光の支払いだけで年会費はペイできてしまう。

ケータイ補償サービスに加入していれば500円+税も無料に?

ドコモ光を契約していない、などで月9,000円以上の支払いがなかったとしても【ケータイ補償サービス】に加入していれば実質的にペイすることが可能となる。

dカード利用者は【dカードケータイ補償】の特典が付き、購入から3年以内に紛失や破損などに遭った際には、同一機種をショップにて購入してその代金からdカード GOLD会員へは最大10万円までをドコモが負担してくれる。

基本的には『壊れたスマホをドコモが負担して直してくれる(替えてくれる)』という部分はどちらも同じだが、ケータイ補償サービスとは似て非なるものなので注意が必要。

ケータイ補償サービスのメリット
  • 5,000円(2回目は8,000円)でリフレッシュ品に交換または修理をしてもらえる
  • 電話/ネット/店頭で申し込みができ、早ければ翌日には受け取れる
  • 修理可能か偶発的な事故かに限らずリフレッシュ品に交換できる
  • 機種変更をしない限りいつまでも加入し続けられる
ケータイ補償サービスのデメリット
  • 540円/月(SO-01Jの場合)の有料サービス
  • 購入時に加入しなければ途中加入は不可
  • 途中で解約すると再加入不可
  • 対象機種にApple製品(iPhone/iPad)がない
  • リフレッシュ品≠新品
dカードケータイ補償のメリット
  • 月々の支払がない
  • 補償時の支払もない
  • 新品と交換(新品を購入)になる
dカードケータイ補償のデメリット
  • 修理可能と判断されればこのサービスは利用不可(自己負担で修理)
  • あくまでも『偶然の事故』であること
  • 購入後3年以内であること
  • 店頭のみの対応となる
  • 機種変更の扱いとなるため一定期間の利用が条件の契約(端末購入サポート)だと違約金が発生する

『偶然の事故』をどのように証明することになるかが未知数でケータイ補償サービスと比べれば今ひとつ物足りなくも感じられるが、全損・修理不可で機種変更せざるを得ない場合の代替補償サービスとしては有効と思われる。

この条件を納得した上でケータイ補償サービスを解約し、dカードケータイ補償に頼るのであれば月540円(SO-01Jの場合)の支払いがなくなるので年6,480円がおトクとなり、月5,000円程度の支払でもdカード GOLDの年会費はペイできることになる。

個人的にはやはりケータイ補償サービスのメリットは大きいので、機種を購入して1年は契約を続けてその先はdカードケータイ補償にしようかな、と。

ローソンやマクドナルドでは3%のdポイント還元

高還元率カードと比べればdカード GOLDのショッピング利用での1%還元は少ないが、iDが発行できるカードの中での1%は高い方であり、特約店となっているローソンやマクドナルドでは3%、三越伊勢丹高島屋では2%など使うお店によっては高還元率カードよりもおトクになるので、特約店ではdカード GOLDまたはiDを使って、それ以外は高還元率カードを使うような使い分けをするのがいいと思う。

また、今月はiD払いはポイント還元が2倍の2%となるキャンペーンがあるのでローソンに限らずコンビニではiD払いがおトクになるし、ローソンでiD払いをすれば合計で6%もおトクになるなど、キャンペーンも見逃せない。

ただ、このような使い分けが面倒に感じる人には、あまりオススメできないきもしれない。

dポイントの使い道

高い還元率を誇るカードでも使い道がなかったり、限定されていれば意味が無い。

現在のメインカード(REX CARD)は請求額の1.5%がポイント還元されて、1pt=1円で翌月または翌々月の請求金額から差し引かれるので現金と同等に使用できる。

dポイントも現金とほぼ等価の1pt=1円としてドコモの利用料金やローソンの支払いに使える。

しかし、旅行好きの自分にとってはJALのマイルへ交換して、10,000マイルで利用できる『おともdeマイル割引』(当人の往復航空券が無料+同伴する人(最大3人)は正規運賃の半額以上の割引を受けて航空券が購入できる)が使えることに魅力を感じている。

マイルを円換算するのはムズカシイところだが、一般的には2〜3円/マイルと言われているので、1マイル=2ptの交換は決して損なレートではない。

そして、dポイントは獲得月から起算して48ヶ月後の月末まで有効と期限は長いので、おともdeマイル割引の20,000pt(=10,000マイル)を狙いつつ期限が危なくなれば携帯の利用料金にでも充てればいいかなと。

ETCカードも無料で作成できる

年に数える程しか利用しないETCカードだけど、ゆえに年会費を払うのはバカらしいがdカード ETCカードは前年に1度以上の利用があれば2年目以降も無料となり、また家族カードに対してもETCカードが発行できる。

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申し込みから到着まで1週間弱

最短5分の審査とあったが、家族カードやETCカードも同時に契約したからか日曜日に申し込んで木曜日に郵便局の不在通知が入っていた。

そして、この翌日にドコモから手続き完了と発送連絡のメールが届くという逆転現象が… 

最後に

この他にもこのカードの特典やメリットはあるがすべてを書くと倍以上の量が必要となるので、『dカードGOLD メリット』などで検索してもらえればと思う。

自分の場合は毎月の利用料金(ドコモ光含む)が9,000円台なので年会費のペイは確実で、プラスαとして特約店での割引やキャンペーンは恩恵として受けられる。

そして、iDは電子マネーの中では数少ない後払い決済なので、残高確認やチャージの手間はなくなるし、おサイフケータイのiDに然紐付けられるのでコンビニに行くときもスマホさえあればカードを持っていく必要はない。

唯一「うーん、、これはいまいち」と思ったのが、カードの引き落とし口座に住信SBIネット銀行を選べなかったこと。これができれば文句なしだったんだけどなぁ…