新型iPhone(2018年)のiPhone XS Maxを買うことにした件
https://www.apple.com/jp/iphone-xs/
数時間前、AppleからiPhone XSとiPhone XS MaxとiPhone XRの3モデルが発表された。
※本記事は発表前夜にリーク情報を元に書き置きしていたものを、発表会で確定した情報を見て手直して投稿している(ほぼ事前リークどおりだったが)
メインで使っていたiPhone 6s Plusが壊れた
iPhone 5sからiPhone 6s Plusに換えてまもなく4年目に突入…するはずが、前の日曜日にどこを押しても画面が点かなくなった(電源が入らなくなった)。
「昨年11月に交換した互換バッテリが原因か?」とAmazonで新しい互換バッテリを買って交換してもダメ、ハードウェアリセットをしてもダメ、パソコンにつないでDFUモードに入ろうとしてもダメ、と完全に手詰まりとなり基盤がきっと殺られたのだろう。
iPhone 6s PlusとApple Watchをペアリングして使っていたので壊れてしまえばApple Watchが好きな自分には無条件で買い換えとなるが、2016年に登場したiPhone 7、2017年に登場したiPhone 8/iPhone Xの2年分を見送って3年間は使ったので仮に壊れていなかったとしても買い換えるつもりでいた。
そして、不幸中の幸いだったのが最後にiPhoneを使った後にiCloudへのバックアップがされていたので、このまま来週の発売までLINEはiPad miniとパソコンだけで乗り切ればデータは丸ごとiCloudから戻せる。
若干懸念しているのがiOSのバージョン違いで丸ごと戻せなくなる可能性だが、妻がiPhone 6を使っていて同じように今回買い換えるそうなので、もしもバージョン違いでダメでもiPhone 6に復元させてもらってiOS11→iOS12にアップデートしてバックアップ、iPhone XS Maxで復元とすればうまくいく…はず(妻はサブでしかiPhoneを使っていなかったのでiCloudのバックアップから戻せなくても良い、とのご厚意により)。
話しはそれるが、ホントにこの点はLINEがアレな最たる部分で、マルチログインできない端末(Android→AndroidやAndroid⇔iPhoneなど)で一度でもログインするとトーク履歴が戻せなくなる上にiPhoneとAndroidのOS越えは履歴を引き継ぐ手段がない…早くLINEが廃れる日が来てほしいと願うばかり。
今年発表されたiPhoneは3モデル
今年の発表会で登場したiPhoneは3モデルで大きくはディスプレイサイズが異なるiPhone XSとiPhone XS Max、そして低価格モデルのiPhone XRである。
https://www.apple.com/jp/shop/buy-iphone/iphone-xs
iPhone 6が発表された当時、ディスプレイサイズが4.5-inch→4.7-inchと大きくなったことでiPhone 5sを使い続ける人が相当数いたと思うが、32-bit SoCであった為にiOS 11でアップデートが打ち切り(しかし、iOS12で復活)。その後、このニーズを汲み取ってか同じサイズで64-bit SoCを搭載したiPhone SEが発売されたが、今回の発表後に世界的なスマホ巨大化の流れには逆らえなかったのか、iPhone SEは公式サイトから消えてしまった。
サイズはiPhone XS=iPhone X、iPhone XS Max≒iPhone 8 Plus
「新しいiPhoneが発表された」となって気になるポイントの上位に来るであろう本体サイズは、iPhone XSが5.8-inch、iPhone XRが6.1-inch、iPhone XS Maxが6.5-inchである。
自分を含めてiPhone X以外のiPhoneを使っていた人は「かなりデカくなったなぁ」と思うかもしれないが(iPhone 6/7/8は4.7-inch、iPhone 6/7/8 Plusは5.5-inch)、iPhone XSの5.8インチはiPhone Xと同じSuper Retina(OLED・有機EL)ディスプレイにノッチデザインを採用していて前面に占めるディスプレイ領域(画面占有率)が増えただけでボディサイズはiPhone Xと同じでiPhone XS MaxはiPhone 6/7/8 Plusとほぼ同じ。
https://www.apple.com/jp/iphone-xs/display/
iPhone Xからアップグレードした点
iPhone Xの後継となるiPhone XS、iPhone Xでは存在しなかった大型ディスプレイモデルのiPhone XS Maxで大きく変わった点は次の5つ。
- SoC(CPU)がA11→A12になって処理性能(特にGPU側)と省電力性が向上
- カメラ機能向上
- カラーはiPhone Xのホワイトとブラックの2カラーからiPhone XSとiPhone XS Maxではゴールドが追加され3カラーに
- IP68相当(水深2mの場所に30分置いても耐えられるレベル)の防水性能
- DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)対応
※中国以外はnano SIM + eSIM(Apple SIM)
トリプルカメラの噂もあったが残念ながら今回は見送られてデュアルカメラとなっている上に基本スペックもiPhone Xと同じだが、カメラモジュールの一新とA12プロセッサでよりキレイに撮れるようになっただけでなく、被写体深度が選べるようになり後から調整できるのは面白そう。
iPhoneはカメラを評価して買っていると言っても過言ではないので、カメラ機能のアップデートは嬉しい(逆に変わらなかったら在庫処分になるiPhone Xだったかも)。
予約開始日と発売日と価格
iPhone XSとiPhone XS Maxの予約開始日は明日9/14、発売日は予約開始日の1週間後9/21。iPhone XRの予約開始日は10/19、発売日は10/26で1ヶ月以上遅れての発売となる。
価格は、以下の通りでiPhone XSはiPhone Xから据え置きとなっている。
- 64GB版 8万4800円
- 128GB版 9万800円
- 256GB版 10万1800円
- 64GB版 11万2800円
- 256GB版 12万9800円
- 512GB版が15万2800円
- 64GB版 12万4800円
- 256GB版 14万1800円
- 512GB版が16万4800円
忘れてはならないのは税別であること。
iPhone XS Maxに決めた理由
iPhone XS Maxに決めた理由はこのブログでも何度も言っているように『デカいは正義』である。ストレージサイズは64GB、色だけはまだ決めかねているけどブラックかなぁ…
この思いはiPhone 6s Plusを3年間使っても変わらないし、Xiaomi Mi MIX 2も同じ理由で買ってとても使いやすくて重宝している。
iPhone XSではPlusでなくMaxと名前を変えてきているのは、iPhone XSとの差別化・特別仕様があるのかと思ったが、今までのPlusと同じレベルの差でむしろダサくなった気が…
今回も3年使うとなれば東京五輪2020が終わってもまだ使い続けていることになるわけで(特に東京五輪2020に何かあるわけではないが)、iPhone XSとiPhone XS Maxの価格差1.2万円も1年にすれば0.4万円、1ヶ月なら300円と考えれば気にするレベルではない。
iPhone XRは選択肢にはならない
「iPhone XRは選択肢にないのか?」と聞かれれば「ない」。
価格はとても魅力的だし画素密度が少なかったり、無接点充電(Qi)非対応も許せるが、シングルカメラの時点で選択肢としてなくなった。
おサイフケータイを移してXperia XZも引退
iPhone XS Maxを買うことで現在はおサイフケータイの為だけに使っているSONY Xperia XZ [SO-01J]は、おサイフケータイ機能をiPhone XS Maxに移すので一線(常に携帯する)からは離脱することになって、iPhone XS Maxにすべての機能を集約して、サブとしてXiaomi Mi MIX 2とする予定。正直、3台持ちはさすがにシンドい…
最後に
iPhone XS Maxはいくらキャリアの割引(月々サポート、月々割etc)があるとはいえ、物価の上がらない日本では年々Apple製品を買うのが辛くなってきている。iPhone 6s Plusの64GBモデルがギリギリ10万円を切っていたのでたったの3年で20%以上価格が上がっている。
そして、今回は既にiPhone 6s Plusが死んでいるのと、発売翌日には実家へ帰省する予定があるのでなんとしても発売日当日ゲットを確実にすべく予約するのはのiPhone 6s Plusでの教訓(?)をいかしてヨドバシカメラにしようと思う。
まぁ、税込みで13.5万円もするからこの当時ほどの盛り上がりにはならないと思うが…念の為。
そうだ、Apple Watchも初代でそろそろ買い替え時なんだよなぁ〜信仰心が試されている気がする