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約10年続けたヤフオク!を解約した

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彼是10年くらいヤフオク!を使ってきたが(もちろん、プレミアム会員として)、ついに今日解約した(正しくは、Yahoo!プレミアム会員登録を停止した)。 

ヤフオク 史上最強の出品テクニック ぜ?んぶ教えます。

ヤフオク 史上最強の出品テクニック ぜ?んぶ教えます。

 

 「いらないものがネットで売れる」「ニッチな商品が買える」などで、当時は自作PCでいらなくなったパーツを売ったり、MD全盛期(iPodが日本に上陸した直後)に台湾や中国メーカのMP3プレイヤー(128MB)を買ったりしていたが、5年前に上京してからはほとんど使わなくなった。

ヤフオク! - 日本最大級のネットオークションサイト

「使わなくなったから、解約した」と言えばそれまでだが、それなりに思うこともあったので記事にしてみた。

アマゾン(プライム会員)の登場

ヤフオク!は売り手も買い手も人間なので、欲しいものを落札しても、

  1. 落札者が落札を確認
  2. 取引メッセージを送信
  3. 指定の発送方法による支払総額を送信
  4. 入金を確認
  5. 商品の梱包
  6. 商品を発送

と、出品者が24時間常に張り付いているわけでもないので、これだけのステップをこなす以上は、落札してから商品が手元に来るまでにはそれなりの日数を要した(翌々日なら御の字)。

しかし、アマゾンは通常発送でも翌日、プライム会員になれば当日配送だって可能だし、「○○様、はじめまして。落札者の××です。この度は短い間ですが…」のテンプレートからのメッセージも、銀行振込や評価の必要だってない。

ヤフオク!はオークションで、アマゾンはネットショッピングだ」ってのはわかっているが、マーケットプレイスでニッチな商品(例えば、互換バッテリーとか)を取り扱っていることもあって、ヤフオク!でなければ取り扱っていないものも少なくなってきている。

そもそも、ヤフオク!のプレミアム会員 410円×12ヶ月より、アマゾンのプライム会員3,900円/年の方が安いってのがおかしいと思うのは自分だけだろうか。

Facebookの登場

アマゾンよりもこっちの方が深刻かもしれない。

ヤフオク!は落札者はもちろん、出品者も名前と住所くらいは最低限開示しなければならない。すると、Facebookで名前を検索すれば相手の顔や勤務先・趣味などがわかってしまうことがある。

特に自分の場合は姓も名も珍しいので、Googleで名前を検索すればFacebookのページがヒットする。「実名でFacebookに登録しているんだから、当たり前だろ」との意見もあるかもしれないが、やはりこれは気持ち悪いと言わざるをえない。

ヤフオク!には、個人情報を明かさずに済む商品代行サービスや商品買取サービスもあるがいずれも出品側のサービスとしてであり、落札側として隠す手立てはクロネコヤマトのオークション宅急便のサービスもあるが、安さを目当てにヤフオク!を使っているのにこの手数料を払うと…

http://www.kuronekoyamato.co.jp/webservice_guide/auction_off.html

他のオークションサイトの登場

一昔前までは圧倒的な出品数から月額費を払ってもヤフオク!を選ぶメリットがあったが、今やオークションサイトが増え(楽天、メルカリ…etc)、月額費無料であったり、出品の手間を省いてくれるサイトもあって、どうしてもヤフオク!を選ばなければいけない理由はない。 

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そもそも売りたいもの、買いたいものがない

何かを買うときに、ヤフオク!を見ることがなくなった。

カカクコムで最安値と量販店での相場観を見て、アマゾンを見て、家電量販店を見て、大体買う場所は決まる。もっとも、上京したことでヤフオク!で買わなくても、ちょっと電車に乗れば買える環境に変わったのもある(金券とか)。

売る場合においても、ここ最近はカメラ関連とスマホタブレット関連くらいしか売ることはなく、カメラであればマップカメラ、スマホタブレットソフマップやキャリアの下取りサービスを利用すれば、恐らくオークションよりは割安だろうけど、商品の写真を撮って、傷や状態の説明をして、衝撃緩和剤(プチプチ)に包んで、段ボールに入れて、コンビニから発送なんて手間を考えれば安いものだ。そもそも、買い取りは安く買い叩かれるイメージがあったが、想定以上に高く買い取ってくれる。

あと、発送用にと段ボールやプチプチを家にストックしておくのも嫌だったなぁ…

最後に

オークションにトラブルはつきものだが、幸いにも厄介事に巻き込まれることなく、評価は185回中すべて良い評価だった。

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解約(利用停止)までに、

  1. 「これらの動画やコミックが見られるなくなりますよ?」で1ページ
  2. 「こんなサービスが受けられない又は有料になりますよ?」(そもそも、使っていない)で1ページ
  3. 「これらのキャンペーンがありますが応募しませんか?」で1ページ
  4. 「なんで解約するんですか?理由をお聞かせください?」で1ページ
  5. 「本当に解約(停止)していいんですね?」で1ページ

と解約までのステップが長いこと。

iモードのコンテンツ解約を思い出した。

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