Mailboxが年内で開発終了と決まって阿鼻叫喚…
LINEやFacebookメッセンジャー、iOS標準のメッセンジャー、ハングアウトなどが連絡手段の主流となり、メールで連絡を取る機会はほとんどなくなった。
しかし、ネットサービスの会員登録時にメールアドレスは必須だし、ネットショッピングの注文内容や出荷連絡、株取引の約定結果等でメールは情報を受け取る手段として今も変わらず使用されている。
自分が現在使っているメールアドレスはこの3つ。
- ネットショッピングなど各種登録用のメールアドレス(@gmail.com)
- Androidアカウント・個人連絡用のメールアドレス(@gmail.com)
- Windowsアカウントのメールアドレス(@outlook.com)
特にGmailは重要度が高くて、『スマホでのメールチェック』以外にもいくつかの機能を必要としている。
プッシュ通知
Gmailはリアルタイムに確認する必要があるので、PCならGmailをブラウザのタブで開いておけば、【受信トレイ(1)】のように表示される。
スマホには通知バーがあるが、他の通知と紛れることも多く、通知に入るだけでは受信に気づかないのでプッシュ通知で受けられること(+LED点滅やロック画面に表示)。
マルチプラットフォーム
スマホもタブレットもiOSとAndroidがあるので、操作性の統一にはメーラー(メールクライアント)が双方のOSに展開されているマルチプラットフォームがよい。
フィルタとアーカイブ
メールの受信ボックス(受信トレイ)は、寝る前には空っぽにしておきたい派(読んだらアーカイブor削除)。
広告メールやメルマガ(だけど、解約できない)など可能な限りはフィルタでゴミ箱やアーカイブに直接移していても、受信ボックスに招かざるメールがそれなりに届く。
スワイプでメール操作
Gmailの迷惑メール検知精度は非常に高くてその手のメールはほとんどない。
など、お知らせとして必要だけど、わざわざメールを開いてまで見る程でもなく、タイトルと本文の数行を読めば内容がわかるものは1つずつ開いて処理せずに受信トレイでスワイプでサッサッとアーカイブや削除ができると楽。
(後付感もあるが)これらの機能を満たしていたのが『Mailbox』だった。
このメーラーの素晴らしさは、GIGAZINEさんの記事で確認いただきたい。
特にタイマー(あとから読む)は使ってみて「便利だ!」と思った機能の一つで、ポイント失効メールやスタバのドリンクチケットは期日の数週間前に送られてくるが「まだ、先だから」とアーカイブしてしまい、気付いた時には切ていたことは日常茶飯事だった。
そこで、ポイント失効間近に再通知のタイマー設定すれば、指定日時に再度受信トレイに復活するのでポイントの取りこぼしがなくなり、期日までずっと受信トレイに残しておく必要がないのも毎晩受信トレイを空にしている自分に必要だ。
マルチプラットフォームうんぬんとは言ったが、実はAndroid版が出る以前からこの操作性の素晴らしさに惚れてMailboxを使っていた。そして、Dropboxに買収された1年後にAndroid版が登場して以降、メールはスマホで処理するようになった。
更に約1年半後の昨日、、突如、開発終了をアナウンスするメールが届いた。
いくら英語が苦手だってこのメールの意味は雰囲気で察した。
念のため「Mailbox 開発終了」で検索するとこの記事がヒットし改めて絶望。
米Dropboxは12月7日(現地時間)、モバイルメールアプリ「Mailbox」と画像・動画管理アプリ「Carousel」の提供を終了すると発表した。Mailboxは2016年2月26日に、Carouselは2016年3月31日に終了する。
まだ開発終了まで約3ヶ月、開発終了した直後から使えなくなるわけではないだろうが、それでもせいぜい年度内がギリだろう。
つまり、この3ヶ月でMailboxの後釜を探さないといけない。操作性が近くてGoogle純正のInboxが候補の一つだけど、(慣れてないのもあって)痒いところに手が届かない感が…
本当、惜しいアプリをなくした。Dropboxは罪な会社だ。
(とは言ったが、無料アカウント2GBをあの手この手で8GB超まで拡張子しているのであまり強くは言えない…)