Apple iPad Pro 11インチ 256GB Wi-Fiモデルを購入した件
昨年12月に「PayPay払いで20%キャッシュバック」なる通称『PayPay祭り』で購入したApple iPad Pro 11インチ 256GB Wi-Fiモデル。
本体価格が12万円でキャッシュバック上限の25万円の枠には余裕があったのと「Apple PencilとSmart Keyboard Folioも揃えてこそiPad Proは本領発揮では?」との信仰心(?)から併せて購入した。
しかし、購入時にビックカメラの店員さんから「入荷日はまったくの未定ですが、それでもよろしいですか?」と念押しされていたのもあって、去年12月8日に購入し約1ヶ月半待ってようやく昨日(1月14日)手元に届いたので早速レビューを兼ねて使ってみた。
iPad Pro 11インチ 256GB Wi-Fiモデルを選んだ理由
ビックカメラが20%キャッシュバックの対象店舗なのでほとんどの家電やカメラがキャンペーンの対象だった。
数ある中でiPad Proを選んだ理由は、これまでiPad mini 3を使っていたが発売から4年以上(購入から3年半)経って動作がモッサリしてきていることやバッテリーがあまり持たなくなってきたりで買い換え時ではあったが、値引き販売もなければポイントも雀の涙ほどしか付かないApple製品が20%オフになるの異例な事態で「まずはApple製品を買わねば!」と真っ先に思った。
iPadではなくiPad Pro
iPad 9.7インチ(以下、iPad)が3万円台から購入できるのにあえて最新モデルで価格は倍以上するiPad Proを選んだのは、iPad mini 3が発売されて4年以上、ほぼ同じスペックのiPad mini 4が発売されて3年半が経ったにも関わらず依然iPad mini 5が登場する気配がなく(最近ようやく噂が出てきたが)、画面が大きいiPadでは物欲が沸かなかった。
しかし、iPad ProにはiPadにないメリットがAppleの新製品発表会(October Event 2018)を見ているといくつかあった。
それはFace ID対応やLightningからUSB-Cへの変更であったりもあるが、一番大きかったのはPhotoshopがデモでサクサク動いていたことで「(カメラの写真現像アプリ)Lightroomもサクサク動くモンスターマシーンなら買う価値はあるかもしれない…」と。
iPad Proを使ったAdobe Photoshopのデモは1時間5分40秒付近。
12.9インチではなく11インチ
2018年モデルのiPad Proは11インチと12.9インチの2モデル。
小さい方の11インチを選んだのは、iPad mini 3の7.9インチの置き換えでは11インチでも大きいくらいで、12.9インチはもはやノートパソコンと変わらないことから11インチのモデルにした(持ち運んで使う予定はないが)。
ただ、11インチでもベゼルが狭いので9.7インチのiPadとサイズはほぼ同じ。
64GBではなく256GB
容量は64GB/256GB/512GB/1TBの4モデル。
Lightroomで一眼レフやミラーレスで撮った画像のRAW現像が目的のひとつなので、内蔵ストレージに取り込むのに64GBは少な過ぎるし、512GBや1TBは多過ぎるのでちょうどいい256GBを選んだ。
Cellular+Wi-FiではなくWi-Fiのみ
iPad Pro単体でも基地局と通信できるCellular+Wi-FiとWi-FiのみのWi-Fiの2モデルがある。
iPad mini 3はドコモでタブレット割で買っていたのでCellular+Wi-Fiだったが、実際そんなに持ち歩いていなかったのでテザリングでも十分だった。
海外でApple SIMが使えるメリットはあったが、それもiPad ProではeSIMとなってApple SIMが使えないのでWi-Fiのみにした。
三点セットのアンボックス
タブレットにフィルムは貼らない派である。特に今回はキーボードとカバーを兼ねたSmart Keyboard Folioと最高の書き心地のApple Pencilを使うのにフィルムは邪魔だろうと。
iPad Pro(114,264円)とApple Pencil(15,638円)。
Smart Keyboard Folio(21,373円)。
パッケージの色使いが独特…いや毒毒?
本体カラーはiPhone XS Maxと同じスペースグレイを選んだ。他にUSB-C対応のケーブルと充電器が付属。
Apple Pencil 2。
初代Apple Pencilはペン先の反対にLightning端子があってAppleらしくないアレな設計だったがApple Pencil 2では改良されて無接点充電に。
キーボード+カバーが一体化していてJIS配列のキーボードを選択。
電源を入れるといつものようこそ画面。
iCloudからiPad mini 3のバックアップデータで復元してセットアップはあっという間に完了。
Androidにも復元機能はあるがホーム画面のアイコンの位置まで戻らないのでこの点はiOSの良いところ。
Lightroom CCでRAW現像してブログを書く
iPad Proを買う決意をした理由のひとつに充電端子が長年iPhoneやiPadなどで使われてきたApple独自のLightningから汎用的なUSB-C(USB Type-C)となってノートパソコンで使っていたUSB Type-Cの変換アダプタ(SDカード、HDMI、イーサネット、他)がそのまま使えるようになった。
写真アプリからカメラで撮ったRAWデータをiPad Proへコピーする。
※SSの日付が1/13 21時頃となっているがハワイ旅行時にタイムゾーン設定を変更したままだったようで15時間ズレている
LightroomアプリでRAWデータを読み込んで現像の作業を始める。
パソコン版のLightroom CCとほぼ同じUIだが普段Lightroom Classic CCを使っているのでこのUIには慣れていない。
すべてのRAW現像が終わったところでJPEGに書き出す。
そして、はてなブログのアプリから記事を書く。
以上。
所感
RAW現像はパソコンのLightroom Classic CCに慣れていてUIの違いから操作に戸惑うところがあったが、動作は非常にキビキビしていてMacBook Proより快適に動いていたように感じた(JPEGの書き出しも早かった)。
Lightroom Classic CCにはこれまで数年分の現像データがあってそれを見捨ててまでLightroom CCへ移行する予定はないが、カメラからブログ用のJPEGデータを作成したり、iPhoneで撮影したデータの補正をするのには十分使えると思う。
また「iPad Proだけでブログが書けるか?」を試すべくRAW現像だけでなくブログの作成画面でSmart Keyboard Folioのキーボードから文字入力をした。
最初はキーの押し込みが浅く違和感があったが2000文字を超えた辺りで慣れてくると気にならなくなった(ペチペチ音は少し気なるが)。
Apple純正でiPad専用のキーボードのキー配列はこれまでUS配列しかなかったのが今回ついにJIS配列が用意されて、自分はどちらも利用しているが『かな』『英数』のキーがあるJIS配列にした。
Apple Pencilは一連のフローにおいて出番はなかったが、今後何かしらの活路が見出だせる…はず。Lightroomでスポット補正とかで使えそうだけど、今回は使わなかった。
最後に
三点セットの総額は151,275円。
ビックカメラのポイント還元が2,254ptでPayPayから20%の30,255円が戻ってきたので実質118,766円だった(PayPayと紐づけているクレジットカードのポイントも約1,200円相当が付く)ので、ほぼ本体代金(114,264円)でApple PencilとSmart Keyboard Folioが貰えたと思えばいい買い物をした…のか?
去年秋に13万円以上のiPhone XS Maxに買い換え冬にはiPad Proで15万円以上とAppleへのお布施が続いているが、Androidタブレットにはそもそもハイエンドモデルがほぼないんだよなぁ…Surfaceも用途としては合わないし。
そんなわけでまずはファーストインプレッションということで、また近いうちに何か書くかも!?
少なくとも半日使った感じはiPad miniと比べてめちゃくちゃサクサクになったので満足度は高い。