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Xiaomi Mi Notebook Air 12.5を買った【購入編】

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昨年のブラックフライデーに購入したXiaomi社のRedmi Note 4をとても気に入っている。

日本のキャリアの一部周波数(ドコモやauauの800MHz帯やドコモの1.5GHzなど)やおサイフケータイに対応していないことを除けば、動作は安定しているし、電池持ちもいいし、端末価格が20,000円台前半なので落としてもショックが少ないなどの理由もあって、Redmi Note 4の後にXperia XZを買ったものの利用頻度は前者の方が多い。

 

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Xiaomiが満を持して発売したノートブック

少なくともXiaomi製の端末はこれまでの中国メーカーにあった「安かろう悪かろう(ダサかろう)」のイメージはなくて、「安くていいモノ(デザインはパク…インスパイア)」である。

そんな自分の中で株価急上昇中のXiaomiが昨年発売したノートパソコンがあって、スマホと同様に多機種展開をせず、12.5インチと13.3インチの2機種に絞ることによって、製造コストを抑えコストパフォーマンスのいいものとなっている。

gigazine.net

Mi Notebook Air 12.5と13.3

ラインナップとしては軽量でバッテリーの持ちを重視したモバイル性の高いノートのMi Notebook Air 12.5とネットゲームや多少負荷の重たい処理もいけるMi Notebook Air 13.3の2機種。

詳細なスペックは公式サイトなどで確認していただきたいが、主要な部分を書き出すとこんな感じ。

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下記の画像はXiaomiの公式サイトにあるものだが、MacBook Proのデザインをパク…インスパイアしたものとなっていて、スペックはMacBookAir?)を意識しているのが見て取れる。

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Mi Notebook Air 12.5を選んだ理由

Mi Notebook Airを購入するにあたって個人的に高評価だったところ、モバイルすることはほとんど無いのにあえて12.5インチモデルを選んだ話し。

MacBookシリーズではおなじみのアルミボディ

MacBookシリーズにおいてボディの素材をポリカーボネートからアルミに変わったのが2008年でそれから現在まで一貫してアルミボディを採用している。

中華タブレットや中華ノートブックには、一見するとアルミっぽく見えるが実際はプラスチック系のなんちゃってアルミが多いが、Mi Notebook Air 12.5はMacBookと同じファンレスモデルなので放熱性を重視したとも言えるが、こちらもアルミボディを採用している。

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https://xiaomi-mi.com/notebooks/xiaomi-mi-notebook-air-125-silver/

これはApple社の功績だと思うがアルミボディは所有欲を満たしてくれる。

インターフェースもひと通り揃っている

外観はよく似ているが、インターフェース(外部端子)はMacBookMacBook Pro 2016のようにUSB type-Cに集約しなかったことは好感が持てて、USB type-C、USB 3.0、HDMI、ヘッドフォンジャックをそれぞれ1ポートとひと通り揃っているので、変換アダプタやUSBハブを常に持ち歩く必要はなさそう(下記の画像は13.3インチモデルのようで12.5インチはHDMIのある左側にUSB端子はない)。

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HDMIもミニではな汎用性の高いフルなのもいい。

圧倒的なコストパフォーマンスの良さ

比較する相手がそもそもコストパフォーマンス度外視なので比較する意味は無いかもしれないが、改めてMacBook(最小構成)と並べてみるとよりWindowsMacBook感が現れてくる。

CPU
RAM
SSD

CPUはわずかにMacBookが上、RAMとSSDMacBookの方が2倍となっているが、Mi Notebook Air 12.5ではゲームや動画編集をするのは少し厳しいが(MacBookでも同じ?)オフィスソフトやブラウジングならストレスフリーで使えるレベルのスペックと言える。

スペックではMacBookに劣るMi Notebook Air 12.5だが、コストパフォーマンスで考えるとその差は埋まるどころか逆転する。

MacBookは税込みで130,000円超なのに対して、Mi Notebook Air 12.5は通常だと70,000円ほどだがGearBestさんなどのショップで頻繁に開催されているセールでは20%以上値引きされることも珍しくないので、そのタイミングで買えば送料込みでも約55,000円とMacBookの半値以下で買えるのでコスパバツグンにいい。

ちなみに、今回購入したGearBestさんのセールでは25%オフになっていて、運送会社。DHL、ショップポイント($4相当)を使って最終的にPayPalで決済したのは56,916円だった。

USB-Cで充電できる

中華ノートブックは玉石混淆だが、これを選ぶに至った一番の決め手であり、これでなければ恐らく今手元にないだろうことがUSB type-Cでの充電。

USB type-Cで充電できるメリットの一つは、ここ2~3年以内に発売されたスマホタブレットはLightning/microUSB/USB type-Cのいずれかで99%以上カバーできるはずだが、ノートブックはそれらより遥かに長い歴史があるのにACアダプタのコネクタがメーカーどころか機種によって異なることが多く汎用的なもので統一されることはなかった。

 

DCプラグアダプター9種(5.5/2.1mmジャック 対 9種のプラグ)

DCプラグアダプター9種(5.5/2.1mmジャック 対 9種のプラグ)

 

 

高い頻度で抜き挿しする部分であるACアダプタは故障する可能性が高く、耐久性をあまり重要視しない(それこそ、安かろう悪かろう)のモノづくりのイメージがあるお国なので、ACアダプタと道連れにパソコンも使えなくなるリスクからスマホタブレットは買えてもノートブックは買えなかった。

 

 

また、中国はコンセントの口が日本と異なるB型もあるので、変換アダプタを別途用意しなければならず、ACアダプタがより荷物になってしまう。

 

 

だが、これらの問題もUSB type-Cの登場で汎用化されることで、ついに解決することとなった。

そして、ここまで棚上げされていた「なぜ12.5インチモデルを選んだか?」の答えにつながる。

Mi Notebook Airには12.5インチと13.3インチの2機種がラインナップされていて、後者はCPUがCore i5、外部GPUNVIDIA GeForce 940MX)、メモリが8GB(DDR4-2133)、256GB PCIe x4 SSDで約70,000円と差額が約15,000円とこちらの方がコスパは優れているが、あえてこれを選ばなかったのはハイスペックであるがゆえに消費電力が大きくてスマホタブレットの充電器では電力不足で充電できず、この問題はUSB type-CのMacBook Proでも報告されている。

ちなみに、13.3インチモデルのACアダプタは20V-3.25Aの65Wなのに対して、12.5インチモデルは20V-2.25Aで45Wとなっている。

ほとんどモバイルすることはないとは言え、ノートブック用のACアダプタを持ち歩かなくてもスマホタブレットコンデジの充電器と同じように共有できた方が便利だし、新しく買うからにはACアダプタの呪縛から逃れたい思いがあった。

 

最後に

GearBestさんにはこれまで何度もお世話になっているので配送先には登録済みの住所を使ったが、翌日サポートから英語で「住所(英語)は35文字以内にしないと配送システムに登録できないので、35文字以内の住所をチケットに記入して送り返してくれ」的な内容とURLがメールで届いていた。

ここで言っている住所は、国名・都道府県名・市町村名を除いた部分になるが、現住所が【神奈川県川崎市{$区名}{$町名}{$番地}{$アパート名}{$部屋番号}】となっていて、区名と町名でそれぞれ約10文字、アパート名で約20文字、この他番地や部屋番号や区切り(,)を入れると35文字では到底収まらなかった。

配送業者にDHLを指定したが、国内は業務提携している佐川急便に引き渡されるので、月に何度か来てもらっている佐川急便を信じてアパート名をカットした住所【ROOM#{$部屋番号},{$番地},{$町名},{$区名}】を連絡したが、さすが日本の優秀な物流なだけあって無事に手元に届いた。

 

次回はアンボックスからファーストインプレッション的なことを。続く。 

 

 

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