外付けSSDを使って低コストでMacBook Proのストレージ不足を解消した
2年前の購入した当初は必要十分と考えていたMacBook Pro Mid 2015の256GB内蔵ストレージ(ローカルストレージ)は、カメラの高画素化によって最近物足りなさを感じていた。
しかし、MacBook Proはユーザが内蔵ストレージの容量を増やすことはできず、たったの2年の使用で買い換えるには些か早すぎる。
そこで近年のSSD価格の下落により安価で大容量のSSDが手に入ることから外付けSSDでストレージ不足の解消を図ることにした。
カメラの高画素化で一時保存さえ難しくなった
カメラで撮影したデータはNASで保管するのでMacBook Proに大容量ストレージは不要で環境構築後の空き容量が100GBもあれば十分だと判断して内蔵ストレージが256GBのモデルを選んだ。
しかし、同機を購入した当時のカメラはα7の2430万画素であり、それから間もなくして高画素機のα7R IIの4240万画素となりRAWデータでは1枚約40MB、RAW+JPEGでは50MB超となった。
その為、海外旅行から帰ってきて撮影データを取り込むと一気に空き容量減って残り数%の警告が表示されることもあった。
日付ごとにSDカードからMacBook Proに移す手もあるが記録媒体として信頼性の低いSDカードからは一日でも早くパソコンに収めておきたいし、読み込む先をNASにしてRAW現像する手もあるが速度面で内蔵ストレージと比べてかなり劣る。
SDカード以外の記録媒体である程度の転送速度を確保してRAW現像時にストレスにならない方法を考えた結果がタイトルにもあるとおり外付けSSDによるディスク容量の拡張だった。
CFD CSSD-S6B480CG3VXを購入
執筆時点でエントリーモデルのSSDは1GBあたり10~15円で500GBクラスが5000-6000円で購入できてRead/Write性能も内蔵ストレージには及ばないまでも1万円弱でストレージを一気に2倍近く増やせるのでコスパは決して悪くはない。
善は急げでネットでポチってもよかったがPayPayやLINE PayなどのQRコード決済を利用すれば実質20%OFFで購入できることから秋葉原のTSUKUMO eX.さんへ。
CFDの東芝製NANDを使用したCSSD-S6B480CG3VXを購入した。
シリコンパワーのこちらの方が100円ほど安くてカタログスペックもほとんど同じで悩んだが、CFD側が搭載している東芝製NANDが決め手だった。
玄人志向 GW2.5FST-SU3.1
ケースはSSDのR/Wのいずれも500MB/s台でUSB 3.0(3.1 Gen1)の5Gbps≒625MB/sがボトルネックにはならないが余裕を持たせてUSB 3.1(3.1 Gen2)のケースにした。
後に知ったことだがMacBook Pro Mid 2015のUSBポートの規格上限が5GbpsのUSB 3.0であったが。
アンボックス
アンボックス、と言って見せるものはほとんどないが…SSDはエントリーモデルだけあってパッケージはシンプル。
ケースも特に特筆することはないシンプルな外装。
ドライバー無しでSSDをケースにセットできる。
終わり。
ベンチマーク
このSSDはMacBook Proで使うつもりで購入したがベンチマークソフトやディスク情報の取得はWindowsの方がわかりやすいので定番のCrystalDiskInfoとCrystalDiskMark。
Thinkpad T440p(Windows 7)でのベンチマーク結果。
Xiaomi Mi Notebook Air 12.5(Windows 10)でのベンチマーク結果。
まるで別のSSDを測ったかのような結果になってしまった…なぜ??
最後に
肝心のMacBook ProでLightroomを使ってみた感想だが、RAW現像時における読み込み速度の体感としては内蔵ストレージとほとんど変わらない。
ただ、SDカードから内蔵ストレージに読み込む時に途中でスピードダウン(書き込み待ち?)が発生しているようだった。
今のところ不具合もストレスもなく使えていて、低コストで問題解決ができてなかなかコスパの良い買い物であった。