【前編】Macユーザーを続けるか、Windowsに戻るか悩んだ結果…
現在はMac miniをメインに使い、Bootcamp(デュアルブート)でWindows 10を使っている。
しかし、この前の3連休にふと「これから先もMacユーザを続けるのか、それともWindowsに戻るべきか」を考えた。
APPLE Mac mini (1.4GHz Dual Core i5/4GB/500GB/Intel HD 5000) MGEM2J/A
- 出版社/メーカー: アップル
- 発売日: 2014/10/21
- メディア: Personal Computers
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バックアップを復元するだけにMacを買うか
現在使っているMac miniは1TBのFusion Driveで既に90%近くを使っている。
※半分はカメラで撮った画像データなので、JPEGに書き出してRAWデータを捨てればそこそこ空くが、今回はそれは考えない
バックアップは常に外付けの3TBハードディスクに取得するようにしており、誤って削除した・変更してしまった場合にもファイルやフォルダ単位での復元は容易い。
ただ、内蔵ドライブが故障した場合はとても厄介で、システムの復元には少なくてもバックアップ取得時の容量が必要となるが、まずMac mini(2012年)ではユーザによるハードディスクの交換を許していない。
それでは「これを機会に、買い換えよう」と1TB超の内蔵ドライブの選択肢があるのを探すと、ディスプレイ一体型のiMac、動画編集などの高い処理能力を必要とするMac Proがあるが、前者はディスプレイが固定されること、後者は価格の点でいずれも候補にも上がらず、何かあったとすれば次もMac miniとなる。
最近のMac miniに思うこと
今使っているMac miniは最新モデル(2014年)の一つ前のモデルで、Core i7に1TBのFusion DriveでかつApple製品と考えれば円安の効果もあったとは思うが税別10万円弱はコスパが良かった(RAMは自分で2×2GBから2×8GBに換装)。
しかし、これとほぼ同じスペックを最新モデルで買おうとすると、今回からメモリが基盤に直付となっていて自分で換装できないのもあって17万円近い出費になる。
また、メモリーも標準の8GBから16GBに増設できる。新モデルはメモリーがロジックボードに直付けになり、個人で増設できないようになっているので、メモリー容量が必要な人はCTPを利用してあらかじめ増設しておいた方がいいだろう。
Apple製品はプラスネジだけではなくトルクスネジや接着剤を使ったりして、ユーザが中身を触ることを一貫してAppleは嫌ってきた。
このことにし対して『ユーザーライクではない!』と声を荒げるつもりは毛頭ないが、自分は何かあった時には自力解決したいので(コスト的にも時間的にも)、「壊れたなら新しいMac miniを買えばいいじゃないか」と、カネで解決するような考え方とは合わない部分が少なからずある。
Windowsに戻る選択肢はあるか
積極的に買い換えたいと思うMac miniが出ていないハードウェアとしての不満はあるものの、ソフトウェアとしての不満はない。
修理して使い続ける手もあるが、MacはWindowsとは比にならないほどサポートを打ち切るスピードが早く、昨年リリースされた最新のOS X El Capitanでは2009年以降のモデルでなければアップデートすらできず、この調子だとあと3年ほどでアップデートが打ち切られる可能性は高い。
Macユーザをやめるとなると消去法的にWindowsユーザになるしかなくなるが(Linux系はLightroomが動かないのでNG)、Macを開発者としての使用はしておらず、会社ではWindowsだが、それでも次の理由からMacからWindowsに乗換えるのは容易でないと考えている。
かな/英数キーの配置、フォント、Finder(Windowsのエクスプローラ)の使い勝手のよさ(Windowsはファイル名ソートするとなぜフォルダとファイルを別物としてしまうのか…などなど)、スクリーンショットのバリエーション、フォルダの展開、そして標準キーボードの打ちやすさ、etc
Apple Wireless Keyboard (JIS) MC184J/B
- 出版社/メーカー: アップル
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それでもやはり、ハードの問題がある以上はMacからWindowsへシフトする準備だけは必要じゃないかと考えている。Lightroomだけでも。
最後に
そこそこ長くなってきたので、続きは後編で。
勘のいい読者の方であれば、この着地点がどこにあるかはお察しかと思うが…
ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー
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