修理したXperia Z3の液晶パネルがまた壊れた件
「Xperia Z3の液晶パネルを交換した」ってのを以前記事にしたけど、結局1ヶ月ほどで交換した液晶パネルが壊れた。
いつの間にか液晶下部が大きく破損
ポケットからXperia Z3を取り出してスリープを解除…しようとするも反応がない。
スリープ復帰後に操作を受け付けないのは数年前のAndroidだと日常茶飯事だったけど、Xperia Zシリーズになってからはほとんどなく、「珍しいな」と思いつつ再起動をしようと電源ボタンを長押ししてメニューから再起動を選択…しようとするも反応はないので、電源ボタンと音量キー(上)の長押しで強制リセット。
再起動を終えロック画面が表示された所で再びパターンロックを解除…しようとするもやはり反応がない。「さすがにおかしいぞ…」と、よく見てみると…通話用マイクの周辺が大破していた。
別アングルからもう1枚。
何度パターンロックを解除しようとしても解除されなかったのは、液晶パネルと一体型なのでタッチパネルのセンサーもダメになったからだと思うが、落としたり、踏んだりした記憶は一切なくていつの間にか割れていた。
思い起こせば以前の記事に、
ディスプレイの左下が1〜2mm浮いている。 押しこめば沈むけど、手を離すと元通り浮く。 何度もやって液晶パネルが割れたら笑えないのでこのまま放置。
おサイフケータイから脱却できず、Xperia Z3の液晶パネルの交換修理をした - ごにょごにょブログ
と書いており、これが原因だった可能性は非常に高いと思う。
おサイフケータイのアカウント
スマホを2台持ちしているのもあってデータは極力端末に保存せずにクラウドと同期するようにしているので、どうしても取り出したいデータってのはなかったが、おサイフケータイのアカウント情報だけはバックアップができないし、残高がそこそこ入っていたので救い出したかった。
タッチパネルは一切操作を受け付けず、ディスプレイの一部にはヒビが入っているが、幸いにも表示は問題がなかったので、スマホのmicroUSB(充電用)に『microUSBオス⇔USBメス』の変換アダプタを取り付けてマウスを接続した。
iBUFFALO USB(microB to A)変換アダプター ブラック BSMPC11C01BK
- 出版社/メーカー: バッファロー
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マウスカーソルが現れパターンロックを無事解除できたので、まずはおサイフケータイの避難。
JALやANA、ヨドバシカメラのゴールドポイントカードは1アカウントで複数台の登録ができるが、JR東日本のモバイルSuica、セブン&アイのnanaco、ドコモのiDは複数台での登録ができないので、この3つを優先して一時的にサーバーに預けた(機種変更の扱い)。
おサイフケータイを使うためにXperia Z1のROMを戻す
『おサイフケータイを使わない日=家から一歩も出ない日』ってくらい、おサイフケータイは日常生活には欠かせないものとなっているので、スマホをiPhone 6s Plusだけに一本化するのは難しい(そもそもスマホ1台ってのが心細い)。
中古市場でドコモのXperia Z3以降の端末を探したが、比較的状態が良いものだと40,000円が最低ラインでさすがにそこまで出す気にはなれなかった。
仕方なくROMをグローバル版に書き換え、SIMロックを解除していたau版のXperia Z1を再利用することにした。ただ、グローバル版のROMではおサイフケータイが使えないのでROMをau版に戻し、おサイフケータイにはSIMが必要なのでauのMVNOの一つケイ・オプティコム社のmineoを契約することにした。
mineo エントリーパッケージ au/ドコモ対応SIMカード データ通信/音声通話 (ナノ/マイクロ/標準SIM/VoLTE)
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アマゾンでエントリーパッケージを買えば契約手数料(初期費用)は1,000円以下だし、毎月3GBのコースは税別900円なので年間約10,000円であれば十分許容範囲。
mineoとXperia Z1でおサイフケータイを使う
アマゾンで購入するとシリアルキーのようなものが届くので、それをmineoの専用ページで打ち込み、契約プランやSIMカードのサイズを選択し支払い用のクレジットカード情報を登録すると数日で届く。
届いたmineoのSIMカードをXperia Z1に挿入してAPN情報を登録、機種変更の扱いで預けていたおサイフケータイの情報を引き取って、まだマウスを使えば動くXperia Z3に入れていたアプリを見ながら、Xperia Z1に必要そうなものだけインストールしていく。
Androidバージョンが4.4.2と多少古いのさえガマンすれば、スペックは決して低くないので動作はサクサクだし、寧ろ人気カラーだったのに今はなきパープルが使える満足感?
当分はこれでやっていけそう。
最後に
今回の一件でメインのSIMはiPhone 6s Plusで使うことになり(それまではDMM mobile)、電話もLINEも必要な通知はすべてiPhone 6s Plusが受けるので…つまり、SONYのSmartWatchからAppleのApple Wa…ごにょごにょ(またの機会に)。
mineoなどのauのMVNOでは3Gは掴まないが(LTEのみ)、これまで約2週間使ってみた感じでは圏外となったり通信ができないことはなく、非常に安定して使えている。