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北陸新幹線と飛行機の損得をシミュレーションしてみた

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SONY SLT-A77V | 100mm F5.6 1/250 ISO100 通称モヒカンジェット in羽田空港

3月14日(土)の北陸新幹線開業で実家(金沢)に帰省し、3月16日(月)に東京へ戻ってくる。往路は【開業日に乗るからこそ意味がある!】との思いで必死になって座席を確保したが、復路には往路が取れたらゆっくり考えるつもりでいた。

北陸新幹線の開業当日の予約結果発表… - ごにょごにょブログ 

圧倒的に安い航空券

良くも悪くも新幹線はいつチケットを買っても価格はほとんど変わらない。

対して、飛行機は早くに買った分ディスカウントされるチケットがあるがキャンセル時のペナルティは大きい。

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ANAが北陸新幹線開業後の価格を新幹線対抗価格とすると発表して当初は20円安い14,100円、4月以降については更に1,000円近く安くなってるが、これはあくまでもキャンセ時のペナルティが緩い特割で、ペナルティが厳しいがディスカウント率の高い特割28では、なんと!9,890円で10,000円すら切っている。

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片道10,000円以下では新幹線と4,000円近く差額が出るので、空港までは(手間賃の手土産代は掛かるが)親に送迎、空港から自宅までは東京駅と羽田空港ではせいぜい200円とトータルで3,000円近く浮くのであれば…と復路は飛行機にした。

北陸新幹線と飛行機でシミュレーション

今回予約した【ANA756便 11:45(小松)⇒12:50(羽田)】と近い条件で【新幹線を使った場合との費用(金額)と時間の比較】を一度シミュレーションしてみたかったので、この機会にやってみた。自分以外の誰の得にもならない、まさに俺得な情報なので読み飛ばしOK。

前提条件

  • 出発地点の実家は西金沢駅から徒歩10分、自動車で15分、小松空港から45分とする
  • 到着地点は自宅の最寄り駅の武蔵小杉駅とする(JRと東急の違いは考慮しない)
  • 出発の駅または空港でお土産購入タイム30分を設けるとする
  • 飛行機であれば保安所通過は30分前、駅であれば改札通過は10分前とする

①-A.飛行機利用時のタイムスケジュール

10:00 実家
 ↓ 自動車移動(45分)
10:45 小松空港
 ↓ お土産購入+保安所通過(60分)
11:45
 ↓ ANA756便(特割28:9,890円)
12:50 羽田空港
 ↓ 空港内移動
13:11 羽田空港国内線ターミナル駅
 ↓ 羽田空港=京急⇒京急蒲田=徒歩⇒東急蒲田=東急⇒武蔵小杉(489円)
13:57 武蔵小杉駅

合計金額:10,379円、所要時間:3時間57分

②-A.新幹線利用時のタイムスケジュール

飛行機の羽田空港到着時間を基準にして、東京駅に着く一番近い列車は【かがやき508号 10:12(金沢)⇒12:44(東京)】になる。

9:15 実家
 ↓ 自動車移動(15分)
9:30 金沢駅
 ↓ お土産購入+改札通過(40分)
10:12 金沢駅
 ↓ かがやき508号(14,120円)
12:44 東京駅
 ↓ 構内移動
13:08 東京駅(横須賀線ホーム)
 ↓ 横須賀線(220円)
13:26 武蔵小杉駅

合計金額:14,340円(+3,961円)、所要時間:4時間11分(+14分)
※カッコ内は、①-Aとの差

パターンAの結果

飛行機の方が3,961円安く、14分早く着くことができる。新幹線はJR東日本なら「えきねっとトクだ値」の設定日であれば1,410円安くなるが、それでもまだ飛行機が優位となる。

この結果だけを見れば、費用的にも時間的にも飛行機を利用するメリットの方が大きいが、飛行機が圧倒的に有利な条件で計算しているからこそ。これを公共交通機関のみ、長期先行予約割引の特割28から特割にすると風向きは一気に変わる。

①-B.飛行機利用時のタイムスケジュール

9:24 実家
↓ 徒歩移動(約10分)
 9:34 西金沢駅
↓ 北陸本線(27分、450円)
 10:01 小松駅
↓ バス停まで移動
 10:10 小松駅バス乗り場
↓ バス移動(15分、230円)
 10:25 小松空港
↓ お土産購入+保安検査場通過(60分)
 11:45
↓ ANA756便(特割:14,100円)
 12:50 羽田空港
↓ 空港内移動
 13:11 羽田空港国内線ターミナル駅
↓ 羽田空港=京急⇒京急蒲田=徒歩⇒東急蒲田=東急⇒武蔵小杉(489円)
 13:57 武蔵小杉駅

合計金額:10,379円⇒15,269円(+4,890円)、所要時間:2時間57分⇒4時間33分(+1時間36分)
※カッコ内は、①-Aとの差

②-B.新幹線利用時のタイムスケジュール

9:20 実家
 ↓ 徒歩移動(約10分)
9:30 西金沢駅
 ↓ 北陸本線(4分、190円)
9:34 金沢駅
 ↓ お土産購入+改札通過(40分)
10:12 金沢駅
 ↓ かがやき508号(14,120円)
12:44 東京駅
 ↓ 徒歩移動
13:08 東京駅(横須賀線ホーム)
 ↓ 横須賀線(220円)
13:26 武蔵小杉駅

合計金額:14,340円⇒14,530円(+190円)、所要時間:4時間11分⇒4時間6分(-5分)
※カッコ内は、②-Bとの差

パターンBの結果

①-Bと②-Bを比べると、新幹線の方が“739円安く”て“27分早く着く”こととなり形勢逆転となる。

北陸新幹線は速達タイプの【かがやき】が金沢⇔東京を約2時間30分で結び、停車タイプの【はくたか】でも同区間を約3時間で結ぶので、はくたかに乗ったとしても金沢市内からでは新幹線と飛行機の差は計算上はほとんどない。

改めて考える東京⇔金沢の飛行機と新幹線

新幹線のメリットは、上でも解説したが「えきねっとトクだ値」の設定があればより安い、キャンセルペナルティが緩い、繁忙期に価格が飛ぶ事もない、全席にコンセントが付いていて、荷物の制限が緩い、最終が遅い、2列シートの割合が多いと新幹線のメリットは多いだろう。

飛行機のメリットはマイレージが貯まる、機内でのドリンクサービスがある、搭乗時間が短い、空を飛べる(?)ことかな。

もちろん、最終的には目的地がどこにあるか、いつ出発していつ到着するか、いつ買うかと変数が多いので解は当然変わってくる。

結局はその時々の状況に応じて選びたいと思うが、今回のシミュレーションは自分には意味があったかな。